【2024.1】子連れベトナム周遊旅行のプランニング(小2&小6:子連れベトナム周遊旅 ♯1)

ベトナム南北縦断、どこから行くか

ここから3回に分けて、私たちが今から1年前に行ったベトナム旅行について簡単に紹介します。

海外旅行のプランニングの参考になれば幸いです。

【2024.1 子連れベトナム周遊旅:番外編その1】

現役世代の制約

私たちは小学生の子どもが2人いる(昨年時点。現在、長女は中学生になりました)、いわゆる現役世代です。

パパは正社員でお仕事(田舎の中小企業サラリーマンです)、私はパートで働く日々。

子どもたちが保育園の頃は、私たちの仕事の都合だけを何とか合わせて長期の休みを確保して毎年10日間程度の節約海外旅行に行っていましたが、子どもが小学校にあがってしまうと、家族旅行のために10日間も連続で学校を休ませるわけにはいきません。

となると・・・、10日間程度の海外旅行をしようとすると、どうしても春休みか、ゴールデンウィークか、子どもの夏休み期間中か、年末年始かとなります。

そのうち、春休みは私もパパも長期休みは取れないので、旅行のチャンスはGW、夏休み、正月の1年3回、出発日と帰国日も指定。

いずれの期間も航空券が1年で最も高くなる日ですが、背に腹は代えられません・・・"(-“"-)"

そんな状況で、年末年始の旅行先を検討していきます。

我が家の「10年計画」進行中

一方、2019年から3年半もの間全く海外へ行けず、フラストレーションを溜めに溜めていた私たちは、2023年のコロナ明けとともに大爆発。

円安と海外物価高の超逆風に逆らい、掟破り(=年末年始以外)の冬のオーストラリアを皮切りに、現在旅行記執筆中のGWクロアチア旅行、続いて夏休みのギリシャ旅行とスケジュールを入れました。

間髪を入れずに、2023年→2024年の年末年始も、冬の海外旅行に行くことは決めていました。

いくらなんでも、海外旅行行きすぎじゃないか・・・。

そう思う人も多いと思います。

その辺を説明しますと・・・。

我が家には、子連れ海外旅行を楽しむ10年計画があります(簡単なメモ書き)。

長女が保育園の時に、パパと2人で世界中で行ってみたい所を言い合い、その中で実現可能性の高そうな行き先15カ所をメモしたもの。

長女が小1の時にここに行き、小2のときはここに行き・・・といった、10年分の、ざっくりした海外旅行計画です。

私たちは1年間に1~2回のペースで海外旅行をしますので、10年間で15カ所に行ける計算です。

その計画では、当然、2019年から2025年末までの7年間で、私たちは10回以上海外旅行に行くはずでした。

でも、コロナで3年半の鎖国・・・。

「コロナが3年半あったから、7年間で10回以上の予定が半分の5回になっちゃった、コロナのせいなんだからしょうがないよね」とは、絶対に言いたくありませんでした

確かにコロナは特殊な事情です。

でも、来年、また新たな感染症で世界中がロックダウンすることなど絶対にないと、誰が言えますか?

来年、戦争が拡大して海外旅行なんてしてる場合じゃなくなるなんてことは絶対にないと、誰が言い切れますか?

先のことなんて、誰もわからない。

現実は想定を超えてくる。コロナが教えてくれました。

私がわかる、確かなことはだた1つ。

「子連れ海外旅行」は、今しかできないんだ!

だから、2019~2025年末までの7年間は後半の3年半しか残っていませんが、その3年半で10回、海外旅行に行くことにしたのです。

2023年2月のオーストラリア、5月のクロアチア、8月のギリシャ、そして年末年始の旅行(ベトナム)。

ちなみにその後は、2024年5月のスペイン、8月のパリ、9月の香港・マカオ。

今日までで、2年間で7回、海外旅行にすでに行ってきました。

おかげで、この2年は、ブログを執筆する時間がなかなか取れませんでした・・・(^^;。

来年2025年、GWと夏休みと年末年始の3回旅行に出かければ、「7年間で10回の海外旅行」を、コロナに関係なく達成できる見込みです。

ちなみに、GWの航空券はすでに購入済みですよ(^^)/。

行き先は・・・想像にお任せします。

そして2026年以降は、また年に1~2回のペースに戻します。

私たちの「10年間で15回の子連れ海外旅行計画」は、3年半のストップと3年半の2倍速を挟んで、順調に進行中なのです。

【ギリシャ】ロードス島:リンドスのビーチで海水浴しました。2023年8月。この旅行の次の行き先について検討します。

年末年始にどこに行くか

ということで、2023年→2024年の年末年始に海外旅行をすることは早くから決めていました。

どこへ行くかですが・・。

私たちの冬の海外旅行は、東南アジアがいつも最有力です!

ヨーロッパやアメリカは寒いですし・・・。

東南アジアの対抗馬となるのは、中東(UAEのドバイなど)や、アフリカ(エジプト、モロッコなど)

中東やアフリカもぜひ行ってみたいのですが、年末年始はとにかく航空券が高い。

ここまで、オーストラリアとヨーロッパが2回続き、来年のGWや夏休みにヨーロッパを予定していました。間の年末年始は、予算の関係からも、久々の東南アジア(※)としました。

※シンガポールは5回入国していましたが、いずれも、オーストラリアやヨーロッパへの乗り継ぎ時間を利用しての訪問でした。

東南アジアの中で行きたかったのが、タイ、カンボジア、ベトナム、ラオスのいずれかか、2か国程度の周遊か。

私たちはコロナが始まる直前の2019年1月、タイ・カンボジア旅行に行こうとしたんですが、成田空港で搭乗拒否にあい、旅行全体が吹っ飛んだできごとがありました。

だから、いつか、この2か国にはリベンジをすることは決めているんですが・・・。

今か、来年以降にするかは、航空券のお値段との相談になります。

今回はこの4か国を中心にパパから航空券を探してもらいましたが、こんな弱音が・・・。

ただでさえ、年末年始は航空券高いですから。

そんな中、何とか、パパが執念で成田⇔ベトナム往復で、預け入れ荷物込み1人平均5.5万円というチケットを発見。

航空会社は、ベトナムのLCC「ベトジェットエア」でした。

年末年始で往復5.5万円なら、許容範囲だろう・・・。

私たちが狙っていた4か国では、これ以外に予算に合う航空券は全然見つけられませんでした。

あまり悩んでると、この航空券もすぐ高くなってしまうし・・・。

買うなら、今です!

っということで、今から1年前の年末年始の旅行先は、航空券の都合でベトナムになりました。

航空券を購入したのは、2023年の6月でした。

旅行の約7か月前ですね。

【ベトナム:ダナン】2023年の年末年始の旅先は、ベトナムに決定!

ベトナム周遊旅行の出発地点

航空券の都合で、行先はベトナムに決定!

私たち夫婦は子どもができる前にHISのツアー旅行でホーチミンには行ったことありましたが、本格的に個人旅行で訪れるのは初めて。

子どもたちは初ベトナムです。

ホーチミンには行ったことあるので、ハノイを起点にすることは初めから決めていました。

ハノイの世界遺産、ハロン湾。

ここは外せない。

また、ベトナムは南北に長い国。

いつか、ベトナムを、列車で南北に縦断する旅行をしてみたいと、ぼんやりと考えていました。

ベトナム南北縦断。

ベトナムの見どころを、「地球の歩き方」を買って調べてみたら、ハロン湾の他にも、

ダナンの、巨大な手が支えてる橋!

ホイアンの、世界遺産の街並み!

フエの、世界遺産の王宮とか!

ニンビンの世界遺産、チャンアンの絶景!

ニャチャンには大きな遊園地が!

当初、南のホーチミンから、北のハノイに向かって列車で進んでいく旅程を考えましたが、途中、ニャチャン、ダナン、フエ、ホイアン、ニンビンなどの各都市にも寄りたくて、ハノイも回りたいからとてもじゃないけど10泊11日間では日数が足りない。

それならばと、ホーチミンからでなく、もう少し北のニャチャンからスタートし、ハノイに向かいながら旅するのはどうか。

それで旅行日程は何とか組めましたが、かなり忙しい旅程になってしまいました。

欲張らずにもっと全体の移動を短くした方が、各都市をゆっくり観光できる・・・。

結局、日本からハノイ経由でベトナム中部のダナンに飛行機で降り立ち、フエ、ホイアン、ニンビンといった見どころを回りながら、ハノイへ向けて北上していくルートに決定。

これなら、ホーチミンやニャチャン発に比べて移動距離が少なく、その分観光に時間を充てられます。

ハノイから南下するのでもダナンから北上するのでもどちらでも良かったんですが、ダナンから北上する方が飛行機代が安かったので、そっちの行程を採用。

前述の、年末年始で往復5.5万円のチケットが、その飛行機です。

ベトナム旅行の行程。寝台列車を軸に、バス、タクシー、ツアーバスを利用します。
【ダナンへ】こちらはハノイのノイバイ国際空港。ここでベトナム国内線に乗り換え、ダナンに向かいます。
【ダナン】巨人の手が支える、「サンワールド・バーナーヒルズ」にある橋。私たちが行った時はあいにくの雨でした。
【ホイアン】世界遺産の旧市街を散策。とっても楽しかったです! 中部に行く人はぜひ!
【フエ】王宮を見学。翌日、タクシーをチャーターして郊外観光もしました。
【チャンアン】全3時間超のボートツアーの途中の島。世界遺産の絶景が広がります。
【ハロン】ハロン湾。奥の島まで行くクルーズツアーに参加しました。

今回の旅行のポイント

今回の旅のポイントは、ベトナム中の世界遺産を回るのはもちろんなんですが、途中、寝台列車で移動すること!

これは絶対にやりたかった。

寝台列車の乗車区間は、中部のフエから北部のニンビンまでとしました。

ホーチミンからハノイまで、寝台列車が36時間!で結んでいます。

途中のフエからニンビンまでの乗車でも、所要12.5時間。

寝台列車の利用時間としてはちょうどいい感じです。

2人寝台(高級)と4人寝台(普通)と6人寝台(安い)があり、私たちは4人寝台を1部屋予約。

家族4人で1つの部屋をまるまる使えます。

寝台列車に乗るのは、長女が1歳の時に行ったインド旅行(デリー→ベナレス)以来

家族が4人になってからは初となります。

さて、ベトナムの世界遺産を回る旅。

どんな旅になったのか!

次回、ダイジェストで簡単に紹介します。

【フエ】今回の旅のポイントは、10年ぶりの寝台列車です!
【インド】2013年夏、パパと、1歳9か月だった長女と一緒に、寝台列車でデリーからベナレスに向かっています。所要15時間。とてもいい思い出です。

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