台北から野柳地質公園へ行く路線バスで、いきなり荷物を置き忘れる大ピンチ!(0歳&4歳:子連れ台湾周遊旅 ♯5)
9泊10日間の台湾周遊旅行の1日目、朝3時に起きて4時に家を出発、夜台北のホテルに到着後、夕食、交通カード購入、足つぼマッサージと、4歳の長女と生後6か月の次女を連れながら1日目からフル回転だった私たち。
子どもたちが寝たのは、午後11時30分頃。私たちが寝たのは午前1時過ぎでした。
【2015.11台湾周遊旅:2日目その1】
本日のプラン「台湾北部 ぐるっと日帰り路線バスの旅」のルート
旅行2日目の今日のプランは、まずは台北駅まで行き、路線バスで台北郊外の「野柳地質公園」へ。
そこで昼食を摂り、また路線バスで屋外の彫刻の美術館「朱銘美術館」へ。
そこからまた路線バスで台湾北部をぐるっと移動して、台北北部の夕日スポット、淡水へ。
その後、夜はMRT利用で台北北部の新北投温泉で入浴、MRTでホテルまで戻って来るというもの。
字で書くと大したことなさそうですが、地図で見るとこんな感じ。
日本語しか話せない私たちとしては、大胆なプランなような気がしていました当時は・・・。
朝のお支度
【5:30】私、パパ起床。
【6:00】子どもたち起床。
昨日は夜遅くなってしまい、子どもたちはシャワー浴びてないので、まずシャワーを浴びせます。シャワーを浴びた後、長女は自分で服を着ます。
夜には温泉も行く予定なので、水着一式も持って行きます(台湾の温泉はキホン水着着用です)。
朝食会場へ
【6:35】出かける支度をして朝食会場へ。
半年前にも来ています。ここの朝食はおいしくて種類も豊富で申し分なし。長女もよく覚えているようです。
4歳:栗食べたい! 前来た時、栗あったよね!?
私:う~~ん、栗はないみたいだなぁ・・。
4歳:どうして今は栗ないんだろう・・・。この前はあったのに・・・。
栗か・・・。予想外の反応(^^;。
長女は無難にトーストと、黒糖まんじゅう。サラダ。
黒糖まんじゅう(「黒砂糖味まんじゅう」の表記でした)は特に喜んで食べていました。
長女は、私が持ってきたドラゴンフルーツを指さして、
4歳:これ、こんにゃく?
フルーツに見えないみたいですね・・・。
私:梨みたいなフルーツだよ。食べてみて。ほら・・・(無理矢理口へ)
4歳:もぐもぐ・・・(微妙な表情)。りんごのほうがおいしい・・・。
ドラゴンフルーツはいまいちだったようです(^^;。
台北駅から、金山方面行き路線バスに乗車
【7:15】ホテル出発。徒歩5分で、MRT民櫂西路駅へ。
昨日ゲットした「悠々カード」を使い、文字通り悠々とホームへ。
【7:40】MRTで3駅目、台北車駅(台北駅)に到着。
バス停の位置は事前にネットで調べておきました。台北車駅の地下街出口Z3を出れば、すぐバスターミナルがあるのでわかります。
乗車するのは、「國光客運」の1815番のバス。台北から北東に2時間弱ほど行った「金山」方面に行くバスで、目指す野柳は途中にあります。
野柳までの乗車予定時間は1時間20分ほど。
國光客運のホームページでは、台北車駅A棟バスターミナルから10分~20分間隔くらいで、かなりの本数が出ているようです。無事運行さえしていれば、時刻を調べないで行っても大丈夫でしょう。
【7:50】果たして、行ってみるとすぐに乗り場もわかり、1815番のバスに乗り込めました。
「悠々カード」利用で乗車(乗車時に機械にカードをかざす「上車収費」と、下車時にカードをかざす「下車収費」のバスがありますが、どっちだったかは忘れました(^^; 運賃は1人98元(380円)。
今は、台北など都心を中心に、乗車時と下車時の両方で払う(カードをかざす)「上下車収費」もあるみたいですね。
どのみち、バスに乗れば電光掲示板などで大きく表示されています。
台湾では、5歳以下または身長115cm未満の子どもはMRT・路線バスともに無料のため、うちの0歳・4歳の2人はともに無料で旅行ができます。
1時間20分の路線バスの旅。何とものんびりです。
リュックは貴重品も入っているので足元に置き、貴重品が入っていないプール道具は網棚の上に置きました。
おわっ! 「野柳」は次だ!
昨日夜更かしをしているし、今日も朝早かったので、初めはバスの中でお菓子を食べたりしていましたが、少ししたら私も子どもたちもぐっすり。
いい休憩になりました・・・。
パパは紙にプリントした路線図を見ながら、野柳で降り損ねないように起きていました。
1時間くらい乗ったでしょうか。そろそろ降りる支度を始めないとかな・・・と思ってぼ~っとしていたら・・・。
パパが叫びました。
パパ:野柳は次だ!
えっ!? 次?
降りる支度をしなきゃ!
あわてて椅子の周りを見ると、長女の食べかけのお菓子や、かばんから出したおもちゃが。
しかも、長女は靴を脱いでぐっすり寝ています。
実はパパ、所要時間を1時間30分だと思っていて、1時間10分経過後、今どこかな・・・と思って到着したバス停と路線図を照合したら、今、野柳の1つ前のバス停「仁愛之家」にバスがいることに気付いたのです。
「野柳」で降り損ねたら大変です。まず大慌てて長女をたたき起こし、靴を履かせ、お菓子やおもちちゃをカバンに入れ・・・。パパも大慌てでガイドブックや書類、カメラ、ビデオカメラをカバンにしまい・・・。
【9:05】そして、野柳のバス停に到着!
「降りろ~」って感じで、あわててバスを飛び降りたのでした・・・。
無理矢理起こされた長女は泣きべそ。この時の写真が、この記事冒頭の写真です。
でも、初めての個人旅行での海外旅行、バスを降り損ねなくて良かった・・・(^^;
野柳地質公園まではここから500mほどあるため、10分ほど歩かなくてはなりません。看板も出ているし、迷うことはないと思います。
私たちは、意気揚々と歩き始めました。
しまったぁっっっ!!!
歩き始めてすぐ、何かが足りないことに気が付きました。今日は、私、パパ、長女のそれぞれのリュックの他に、もう1つ荷物があったはずだけれど・・・。
子どものプール道具がない!
今日の夜、温泉に行くために持ってきたものです。
バスの頭上の網棚の上に上げて、そのまま忘れてきたことに気が付きました!
どうしよう・・。
ここは外国。日本と違って、バスの中の忘れ物なんて絶対に出てこないだろうし、言葉もわからないし。
そもそも、海外旅行で、普段持ち歩かないバッグを別に持つなんて、バスでなくたって必ずどこかに置き忘れるに決まっています。ここは、パパのリュックに何とか入れるかして、荷物をまとめておくべきだったのです。
あぁ・・・、甘かった・・・(^^;。
水着なくなっちゃったけど、温泉に行けば、子どもの水着が売ってるかもしれない。
赤ちゃん用の水遊びパンツはないかもなぁ・・・。
バスに忘れた子どものプール道具はあきらめ、野柳地質公園に向けて歩き始めました。
パパが回収方法を思いつく
歩きながら、何やら考え事をしていたパパ。
300mくらい歩き、途中のお寺の辺りで、「電話してみよう」と言い出しました。
電話するったって、英語も中国語も話せないわよ・・・。
パパ:ホテルに電話して、日本語話せる人に変わってもらって、ホテルの人から國光客運に電話してもらえばいいんだ!
私:そんな、ホテルの人にそこまで頼むなんて、図々し過ぎるわよ・・・。
パパ:図々しいけどそれしかない! ホテルの電話番号ならわかるし。携帯電話、使えるかな? やってみよう・・・。
(パパ、るるぶの「電話のかけ方」を見ながら、適当に電話してみる)
(うちはWifiとか持ってないので、高額な電話料金がかるかもしれないけど、それはあきらめた)
~パパが、山水閣大飯店の人と日本語で会話。どうやら日本語で意思疎通できているみたい~
パパ:やった! ホテルの人が、バス会社に聞いてくれるって! 多分1~2時間後くらいに電話くれるって。もし見つかったら、ここからバスの終点の「金青中心」で受け取ることになるかもしれないな・・・。
私:すごい! あるといいわね!!
いざ、野柳地質公園へ
【9:30】野柳地質公園に到着!
どんな所か全然わからないまま来ましたが、すでに観光バスが10台以上停まっていて、多くの人で賑わっています。路線バスで来た私たちは少数派・・・。みんな、中国語を話しています。
台湾人なのかな、それとも大陸からの観光客の皆さんなのかな・・・。
日本語は聞こえませんでした。
混みあっているチケット売り場に少し並び、チケットを購入。大人1人80元(310円)でした。5歳以下は無料。
大勢の団体客に混じって、ゲートをくぐっていきました。
「台湾のカッパドキア」とも言われる野柳地質公園、奇岩だけでなく、漁師町に近いだけあっておいしい海の幸がたくさんありました。
仮に、台北で滞在時間が3日以上あって、野柳に行かないなんて、もしそうなら何ともったいない!
野柳で海の幸を堪能する次回に続きます。
【そのほかの子連れ旅行記】
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