国際線で、事前座席指定をしなかったら、保育園児連れ親子4人の席がバラバラになった(2歳&5歳:子連れシンガポール・マレーシア旅 ♯56)

席が4人バラバラなんて、私たち、どうなっちゃうの・・・"(-“"-)"

【これまでの旅程】
1日目:朝5時、東北地方の自宅をマイカーで出発。午後1時、羽田空港着。ベトナム航空便で5時間、ハノイへ。空港泊。

2日目:朝、ベトナム航空便で3時間半、シンガポールへ。MRTで移動しホテルチェックイン。ダックツアー、ワンダー・フル、OCBCガーデン・ラプソティーを鑑賞。

3日目:マーライオン・パーク、シンガポール動物園、ナイトサファリ観光。深夜12時にホテル帰着。

4日目:シンガポール・フライヤーに乗車後、フェリーでインドネシアのビンタン島へ。送迎車でホテル到着。夜、ホタルツアーに参加。

5日目:ビンタン・スパ・ヴィラ・ビーチ・リゾートで、終日ビーチ遊びとプール遊び。

6日目:フェリーでシンガポールに渡り、午後、バスでマレーシアのマラッカへ。マラッカで夕食。夜、次女が38.3度の発熱。

7日目:マラッカ観光の後、高速バスでクアラルンプールへ。夜、ホテルのプールで長女が足を痛めてしまいます。

8日目:タクシーと徒歩、電車を組み合わせてクアラルンプール観光。夜、ホテルでプール遊び。

9日目(昨日):朝6時起床。列車でクアラルンプール郊外のバトゥ洞窟を観光し、ホテルのあるKLセントラル駅に戻り、スーパーでお買い物の後、寿司屋で昼食を摂りました。

その後、空港シャトルバスで1時間、クアラルンプール国際空港に到着。ベトナム航空便で、ハノイに到着、空港で寝ました。

【22:00】私はもう眠い・・・。次女はぐっすりですので、歯だけ磨いて、そのまま次女を抱っこしてベンチで寝ました。貴重品はパパに管理してもらいます。

【22:15】パパと長女はまだ元気。2人で、キッズコーナーに遊びに行きました。

【23:00】パパと長女、歯を磨いてベンチで就寝。

【2017.7 子連れシンガポール・マレーシア旅行:10日目】

朝のお支度

【6:00】パパ、長女起床。

長女は昨日、変な夢を見たみたいで、夢についていろいろ教えてくれました。パパは、意外とよく眠れたみたい。貴重品も・・・、よし、大丈夫。

【6:30】私、次女起床。

私はずっと次女を抱っこしていわけですが、心配だからかよく寝られず・・・。寝不足もいい所です。

離陸は午前8時。もう、搭乗ゲートは決まっているでしょう。

航空券は昨日、すでにクアラルンプールで発券済み。席はすでに決まっていますが、搭乗ゲートが未定になっていました。

まずは替わりばんこに歯を磨き、搭乗ゲートを確認。

ゲートはここの近くでしたので、搭乗開始時間の朝7時半まではここで過ごすことにします。

朝、空港で歯を磨きます。
長女「昨日、変な夢見ちゃった!」

キッズコーナーへ遊びに

【6:45】子どもたちは元気なので、パパと3人で、キッズコーナーに遊びに行きました。私はここで休んでいます。

朝の空港。人はまばらです。
危険な「シーソー」。昨晩、子どもが落ちて泣いていました。

次女も元気いっぱい。
おおおっ、すごい!
次女「パパ、みてみて~! すごいでしょ!!」昨日、バトゥ洞窟でもやってましたね。

朝ご飯はドーナツ

【7:15】子どもたちが戻ってきました。

運行予定をチェックしていると、私たちの乗る便は30分遅れ、午前8時半離陸に変更になりました。

もう少し時間ができたな・・・。

子どもたちがお腹空いたと言うので、近くのカフェで、ドーナツを2つ買ってきました。

パパと長女が昨晩、コーラを買った売店と同じお店だったみたい。

飛行機に乗ればすぐ機内食ですので、私とパパの朝ご飯は機内食で。これは、それまでのつなぎです。

長女の選んだドーナツが、カラフルでかわいかったです(^^)/

かわいいドーナツ! 味もおいしいです(^^)/
ドーナツは大正解でした!

優先搭乗を利用

【7:45】搭乗ゲートへ移動。

ハノイ:ノイバイ国際空港では、昨日のクアラルンプール国際空港のように、ゲート前の手荷物検査はありませんでした。

【8:00】昨日に引き続き優先搭乗を利用し、ビジネスクラスの人たちと一緒に、一足早く搭乗してしまいます。

私たちの席は、35列目の「A席」と「K席」、36列目の「A席」と「K席」でした。

クアラルンプール→ハノイのフライトでは、4人並んで座れましたが、今回のフライトは2ー2に別れてしまいました。

でもこれは想定内。いつもみんな並んでなんか座れないさ。

私と次女が一緒に座り、その後ろに、パパと長女が一緒に座ることにしよう。

そう話していました。

優先搭乗を利用して、一足先に乗り込みます。

まさかの試練

飛行機に乗り込み、35列目まで行きます。奥の方の席ですね。

「A」と「K」、「A」と「K」・・・。

あれっ、「A」の隣は、「B」だ・・・。

まさか!!

まさか!!

パパが確認すると、「A」と「K」は、どちらも窓側。

つまり、飛行機の端と端の席だったのです!!

おい! これ、ありえないだろ!!(Byパパ)

昨日のうちに、誰よりも早くチェックインしてるんだぞ!!(Byパパ)

私たちは、席の事前予約はしていません。だから、席がどこになっても文句は言えません。

ただし、4人が並べなくても、前日にチェックインするのだから「全員バラバラ」ということはないだろう、とふんでいました(この時代、まだ「webチェックイン」は行われていませんでした)。

この飛行機に乗る多くの人は今日のチェックインになるので、昨日マレーシアで発券している私たちは、4人のうち、せめて2人は隣同士になれるだろうとふんでいたのです。

パパ:俺も、昨日クアラルンプールで「A」と「K」のチケットをもらった時にはアレッと思ったんだけど、すでにカウンターから離れていたし、まさかな・・・と思って・・・。迂闊だった・・・。

私も、パパからチケットを見せてもらった時に、2人であれっと言ったんですが、「35列目のAとK」「36列目のAとK」と、並びに規則性があったので、この飛行機では「A」の隣が「K」なんだろうくらいに思っていました。

ともかく、5歳の長女はまだしも、2歳の次女を1人で乗せるのは絶対に不可能です。

何とかしないと!!

こういう時、客室乗務員に事情を説明すると、空いている席に移動させてくれたり、満席でも、他のお客さんに声をかけたりして、席の移動をしてくれると理解しています(そういう場面を何度となく目撃していますので)。

幸い、まだ搭乗は始まったばかり。パパが、近くに立っていた男性のベトナム人客室乗務員に、チケットを見せながら席の移動をお願いします。

パパ:私たちの席が、A席とK席です。2歳の子どもがいます。席を替えてもらえませんか?

男性客室乗務員:(面倒くさそうに)満席なので、席の移動はできません。

パパ:せめて妻と2歳の子どもの2人だけでも、席を移動してもらえませんか?

男性客室乗務員:(面倒くさそうに)席は決まっています。移動はできません。

パパ:(ベトナム人に言ってもダメだ! 自分で何とかしないと!)

※注:ベトナム人の国民性は「面倒くさがり」「いい加減」と私たちは理解しています。そうでないベトナムの方も多いと思いますが、少なくとも、この時私たちはそう思っていました。

※注:「ベトナム航空」は、LCC(格安航空会社)ではありません。LCCならそういう対応もあるかもしれませんが・・・(先日、2023年2月にLCCのスクート航空に乗った時は、小さい子連れの客のためにオーストラリア人の客室乗務員が一生懸命席の移動をお願いしていましたが・・・)。

「35列目K」と「36列目K」のチケット。「A」の席とは、飛行機の端と端でした。
私たちの座席の位置。前日にチェックインしているのに、これはありえないでしょ・・・(^^;
席がみんなバラバラなんて、どうしよう・・・(オロオロ・・・)

パパの直接交渉

パパ:(ベトナム人なんて当てにできない! 自分たちでやるんだ!)

恥ずかしながら、私は次女を抱っこして立ちすくむばかり。

この飛行機は羽田行き。搭乗の様子を確認していると、幸い、私たちの席の隣の人たちは日本人でした。

これなら、日本語で話ができる!

乗客が席の移動を他の客に直接交渉なんて、これまで、中国人にされたことは1回だけありますが!!

パパ:(となりのご夫婦に)すみません、小さい子どもと席が前後に離れてしまって、席を代わってもらえないでしょうか・・・。

隣のご夫婦:すみません、私たち夫婦なので・・・(前後に離れるのはちょっと(^^;)。

パパ:そうですよね・・・。すみません(^^;。

そんな様子を見ていた、日本人の若い女性2人組が、パパに声をかけてくれました。

20代女性:私たち、席が離れてもいいです! 私たちが替わります!

パパ:そうですか! ありがとうございます! お~いママ、ママと次女でこっちに来て~!

私は次女を抱っこして、女の子たちにお礼を言いつつ女の子たちの席に移動。女の子たちは、35列目と36列目の「K」の席に、前後になって着席しました。

日本人の女の子たちのおかげで、助かりました"(-“"-)"

パパは、どうしても気になっていることを女の子たちに聞きました。

パパ:すみません、チェックインって、いつされました?

20代女性:私たちはハノイからなので、2時間前くらいです。

パパ:座席の事前指定ってされてました?

20代女性:してないです。

パパ:そうですよね・・・。私たち、昨日マレーシアでチェックインしてるのに、この席の並び(飛行機の端と端で、前後の並び)だったんです。

20代女性:何かの間違いじゃないんでしょうかね。

つまり、前日にチェックインした4人組の私たちが1人も隣どうしになれなかったのに、2時間前にチェックインした2人組の人が、隣合わせの席に座っていたんです。

ベトナム航空のチェックインシステム、どう考えてもヤバいと思います(※)。

何かのエラーで、AとKを隣同士と認識していたとか・・・。

いずれにせよ、昨日マレーシアのチェックインカウンターで「あれっ、AとK?」と思った時に、何とか英語で確認しておくべきでした。

※私たちはこれ以降、ベトナム航空は利用しないことにしています。

※これは5年前のできごとです。現在は、チェックインシステムのプログラムが修正されている可能性があります。

もう一つの交渉

パパの交渉は続きます。

長女の席です。

長女は5歳。日本まで5時間、1人で座っていられるとは思いますが、パパと窓際の前後は辛い。機内食の注文やトイレなど、いざというとき、パパがフォローできません。

幸い、パパと長女の席35列目の「BとC」の人、36列目の「BとC」の人、ともに日本人の方でした。

パパ:すみません、私と子どもが、窓際で前後になってしまったんですが、通路側と交換してもらえませんか?

日本人の人たち:いいですよ~(^^)/

通路側と窓側の席の交換は、2列ともすぐにまとまりました。

これで、パパと長女は前後ながら、通路側の席を確保。パパは、前に座る長女と最初は手をつないで乗っていたそうです。これで、日本まで、何とかなりそうです。

パパと長女のフライト

【8:30】定刻の30分遅れで、ハノイ発羽田行きVN384便が離陸。

私と次女の方は、幸い次女がぐずることもなく、寝たりしながら、平和なフライトでした。

保育園年中組の長女は、隣の日本人のお姉さんと会話しながら、ずっとゲームをして遊んでいたそうです。

機内食の時。

パパ:機内食持ってきたら、「コーラ」って、自分で言うんだよ! ね、やってみよう!

長女:わかった・・・。

(機内食を持って来た時)

客室乗務員:お飲み物は・・・(英語で)

長女:(し~ん) ※パパが長女の手をこづく

客室乗務員:お飲み物は・・・(英語で)

長女:(し~ん)

隣のお姉さん:コーラで・・・。

何と、隣のお姉さんが代わりに注文してくれました。

パパ:長女、どうして自分で言わなかったん??

長女:だって・・・。恥ずかしかったんだもん・・・。

自分で注文のミッションは、失敗に終わりました。

機内食ですが、ベトナム式と日本式の2種類ありましたが、私たちの所まで来た時は日本式しか残っておらず、4人とも日本式に。

「ジャパニーズスタイル」の機内食は、お魚の煮つけ。超おいしかったです。

パパは朝からビール飲んでたみたいですね。

長女のお気に入りのゲーム「はっぱ」
上手にクリアしていきます。 パパ「画面にタッチする時は、前の人がいるからやさしく触るんだよ!」
ベトナム航空の制服は、アオザイです。
長女の席に、機内食が置かれましたが・・・。
結局、「コーラ」と、自分では言えなかったみたいです。
「ジャパニーズスタイル」。おいしかったです!

久しぶりの日本!

【15:30(ベトナム時間13:30)】羽田空港に到着!

10日ぶりの日本です。

今は7月なので、日本もマレーシアも同じくらいの気温。

飛行機を降りて、歩いている最中の会話。

長女:やった~、日本だ!

私:長女、うれしいの?

長女:だって、また保育園のみんなと遊べるから! ママたちは違うの?

私:いや・・・、私たちは・・・仕事行きたくないから(^^;

長女:ずっとゲームしていたいの?

私:う~ん、そういうわけじゃないんだけど・・・(^^;

途中、子どもたちが来ないので何してるかと思ったら、ガラス越しに、空港職員の皆さん10人くらいの集団に思いっきり2人でバイバイしていました。羽田空港の皆さんも、笑って10人くらいでバイバイを返してくれて・・・。

空港で、東京のおじいちゃん・おばあちゃん(パパの父母)におみやげ渡しに行くか、ということになり、おばあちゃんに連絡すると、夕ご飯でも一緒に食べようか、ということに。

東京での会食は予定していませんでしたが、パパが、深夜に東北地方まで運転する体力はありそうだ、ということで決断。

【17:00】日本の入国手続き、荷物の受け取りを経て、民間駐車場の送迎バスに乗って駐車場へ。10日ぶりに、マイカーとご対面しました。

羽田空港に到着!
やった~ 日本だ~!
空港職員の皆さんに全力バイバイをしていた子どもたち。
面白かったね~!
私「そう言えば、痛めた足、どう?」 長女「もう全然痛くない。」 肉離れじゃなくて、足のつりだったようです。
駐車場への送迎バスの車内。長女は久々にスマホゲームです。

恒例、東京の「銚子丸」

【17:30】民間駐車場でスーツケースからおみやげを出すなどして、出発。

【19:00】おじいちゃん・おばあちゃんと待ち合わせて、関東圏で有名な回転寿司屋さん「銚子丸」へ。

今日は月曜日なのに、待ち時間1時間(^^; このお店、いつも混んでるんですよね(^^;

【20:00】やっと入店。1時間ほど、おみやげを渡してマレーシアのみやげ話をしてきました。

【21:00】銚子丸を出発。

午後8時には出発できるだろうと踏んでいましたが、まさかの銚子丸で1時間待ち。でも、せっかく来たからと待ちました。

やっとのことで、日本のお寿司です! やっぱりおいしい!
午後9時、銚子丸を出てきました。東京のおじいちゃん・おばあちゃん、また会う日まで!

翌朝の帰宅

ここからはパパの真骨頂。東京都調布市から東北地方まで、ほぼノンストップでのドライブです。

【21:00】「銚子丸」出発。

途中、2か所でトイレに寄っただけ。

【翌3:30】東北地方の自宅に到着。

私と子どもたちは、ずっと車の中(後部座席)でぐっすり。

子どもたちはすぐベッドに寝かせ、私とパパもすぐ寝ました。

3時間ほど寝て、私とパパは仕事、長女、次女は元気に保育園に行きました。

私とパパは辛かったです。眠くて・・・。私は車の中で寝させてもらってるんですが、やっぱり深くは眠れないんですよね・・・(あんまり言うと、ずっと運転のパパに怒られそうですけど・・・)。

日本に帰って来ましたが、シンガポール・マレーシア旅行記はあと2話だけ続けます。

次回は、シンガポール・マレーシア旅行のおみやげ紹介です。

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