ヤンゴン最高峰のランチ「ガーデンビストロ」にタクシーでたどり着きません(2歳&6歳:子連れミャンマー旅 ♯11)

ミャンマー最高峰のミャンマー料理ランチ。これにたどり着くには・・・(^^;

【これまでの旅程】
出国前日:1週間39度前後の発熱が続いた次女の熱が出発日の朝下がり、夜9時に家出発。車中泊。

1日目:離陸90分前に成田空港到着。午後4時30分ヤンゴン着。タクシーでホテルへ。具合の悪い私をホテルに残し、パパと長女の2人で、ヤンゴンの街のレストランで夕食&シュエダゴォン・パヤー見学。

2日目(今日):朝4時起床。ギロチンエレベーターを体験。朝食後タクシーでダウンタウンに向かい、両替。徒歩でスーレーパヤーに向かいます。ミャンマーのかわいい女の子たちと記念撮影。タクシーで、ヤンゴン動物園へ。ゾウ乗りは失敗したものの、ゾウのエサやりなどを楽しみました。

【12:30】ヤンゴン動物園北口を出た私たち。歩いて300mのところにある、「ガーデンビストロ」に行きます。

【2018.2 子連れミャンマ―旅行:2日目その4】

タクシーを複数回の交渉の末、ようやくゲット

湖越しに、目指すガーデンビストロの建物が見えます。普通は徒歩で行くところですが、炎天下のヤンゴン動物園を2時間ほど散策した私たち。疲れていたので、贅沢にわずが300mのところをタクシーを使って移動することにしました。

わずか300mです。どう考えても、外国人基本料金の2,000チャットで行くでしょう。

早速パパが動物園で客待ちをしているタクシーに話しかけます。

パパ:ガーデンビストロ、2,000チャット、OK?

タクシーのおじさん:ノーノ―、3,000チャット。

え? わずか300mで3,000チャット? スーレーパヤーからここまで車で10分で3,000チャットだったのに。

動物園で客待ちをしているタクシーでなく、たまたまお客を乗せて走ってきたタクシーに声をかけます。

パパ:ガーデンビストロ、2,000チャット、OK?

黒人の運転手:ノーノ―、3,000チャット。

マジかよ・・・。パパはあきらめきれず、もう1台に声を掛けます。

パパ:ガーデンビストロ、2,000チャット、OK?

タクシーのお兄さん:3,000チャット。

う~~ん、初めに話しかけたタクシーがまだ停まってましたので、もう一度話しかけます。

パパ:ガーデンビストロ、2,000チャット、OK?

タクシーのおじさん:2,000チャット、OK。

パパ:よろしく~!

よっしゃ! わずか300m、子連れで歩いても5分の距離ですが、何回も交渉したせいかなぜかタクシー移動にこだわってしまい(これが失敗)、タクシーおじさんのタクシーに乗ることにしたのでした。

タクシーおじさんに、地図を見せ、あそこだよ、と実際に見えている建物を指さし、スタートです。3分で着くでしょう。

さまようタクシー、ミャンマー編

タクシーは、逆方向に向けて走り出しました。目指す方向は左ですが、右のほうに。

これは仕方ありません。動物園北口を出てすぐは、中央分離帯があり、左の方には行けないのです。

てっきり、まもなく、次の信号や中央分離帯の切れ目で、逆方向に転回し、3分でレストランに着くものだと思っていました。

3分でレストランに着くものだと・・・・。

ところが、3分経っても、運転手は転回しません。

ずっと、カンドージー湖のほとりの道を、逆方向に走り続けています。

この運転手、1周3キロはあろうかという湖をぐるりと一周して、目指すレストランに行こうというのです!!

アホか!!!

うう~~~、失敗した・・・(^^;。建物を指さしたから大丈夫かと思ったけど、まさか、300mの距離を、湖を3キロ走ってぐるりと回ろうとするなんて・・・。

料金は2,000チャットで交渉しているので、3分の道のりを30分使って走ったって、運転手には何のメリットもありません。

ちょっとわき道に入ってUターンすれば済むのに・・・(わき道はいくつもあります)。

そして・・・車は渋滞にはまりました

このタクシーおじさん、本当にアホだ・・・。私たち、お腹が空いて、気が立っているんですよ。

はぁぁ・・・。逆回りの上に、渋滞です・・・。

渋滞を走行すること30分。湖の反対側に来た私たち。今度は、運転手が、目指すレストラン「ガーデンビストロ」を探し始めます。

スタート時は見えていましたが、今は見えません。

みんなで必死に看板を探します。

タクシーおじさん:あれが日本大使館だよ。レストランは、どこ?

パパ:(日本大使館なんて知るか~~~!見えていたのに、変なとこに連れてきやがってこのアホが! という本音は当然言わず、地球の歩き方のマップを見ながら)日本大使館を過ぎてまだ先みたいです・・・。

タクシーおじさん:了解~~~。

結婚式の車を見ました。プリウスなんですねぇ。高級車、という位置付けだと思われます。

10分後。

タクシーおじさん:あの看板かな?

パパ:う~~ん、そうかもしれません。

タクシーおじさん:了解~~~!

タクシーおじさんは看板で左折し、湖のほとりまで車で行ってみますが、レストランはなし。また道に戻ります。

また10分後。

ありました!今度は間違いなく、「ガーデンビストロ」の看板が!

タクシーおじさん:動物園のすぐ近くじゃないか・・・。

私たち:(だから、初めにあれだって指さしただろこのアホ~~~!)

【13:30】無事? ガーデンビストロ到着。車で3分、歩いて5分のところ、1時間かかりました・・・。

日本の皆様、ご安心ください。日本でしたら、3分のところ遠回りして1時間かかればタクシー代など支払わずもめれば警察を呼ぶ所だと思いますが、私たちはこのタクシーおじさんに2,000チャット支払いました。

さすがにチップまではあげなかったですけど。。。

このタクシーおじさん、アホには違いありませんが、遠回りに反省しているようで、申し訳なさそうな態度だったのです。

悪い人ではないのです(^^;。

無事につけば良しです。1時間浪費してしまったので、訪問予定だった「ハッピーゾーン」はカットです・・・(しくしく)。タクシーおじさんのせいだぞ・・・。

いや、無事着いたんだから、いいのです・・・(イライラしないよう、自分に言い聞かせる)

ガーデンビストロに、何とか到着!
青字が本来のルート(300m)、赤字がタクシーでたどったルート(3,000m)。

6拍子揃った、ミャンマー最高峰のランチ

初めに言っておきます。

こちらの「ガーデンビストロ」、値段は高いですが(とは言っても日本のファミレスと同じくらい)、

1.景色良し・・・カンドージー湖を見渡すロケーション

2.サービス良し・・・店員さんの配置が多いです。若い店員さんがたくさんいて、フレッシュな感じ。

3.味良し・・・どれも抜群においしかったです。生ビールもあります!

4.テーブルや食器、店舗すべて清潔・・・ホテルのようです。

5.蚊やハエもいない・・・全くいないというわけではないと思いますが、湖のほとりなのに、意外や意外。

6.子どもにおもちゃサービス・・・これは子どもが喜びます。

と、拍子が2つ、合わせて6拍子そろった、完璧なレストランだったのです! 

皆さんも、ヤンゴン動物園を訪問される際は、ぜひこのガーデンビストロでランチされるといいと思います。

清潔感があるうえ、メチャクチャおいしいです!

まず、席に着くとすぐに、子どもにおもちゃと風船のサービスがありました!うれし~~(^^)/

長女はカメさん、次女は船をゲット。この2つは、今でも我が家のお風呂で大活躍しています(^^)/

このほか、袋に入ったちょっとしたおもちゃセットも2つもらいました。

喜んでおもちゃで遊ぶ2人。

暑いし、まずは飲み物を。サンキストオレンジジュースを2つ。各4,000チャット(340円)。パパはハイネケンの生ビール(4,500チャット。380円)をオーダー。

オレンジジュース。おいしいです(^^)/氷も問題なし!
パパはもちろん生ビールで!380円!

英語メニューもあります。

注文したのは、

パパ:レッドポークカレー(8,500チャット)

私:チキンカレー(8,500チャット)

子どもたち:シーフードパスタ(12,000チャット)

共通:えびサラダ(13,000チャット)

まず、パンとバターなどが出てきました。パンはサービスです。3種類。おそらくおかわりも可能です。

つけるものは、バターの他に2種類。バターの他は試しませんでした。

飲み物の次にサービスされたパン。パンは無料です。

時間的にも空いていた同店。15分ほどで、注文した料理が次々と運ばれてきました。

日本のレストランに来たような充実ぶりです(^^)/

まずは、中央のえびサラダ。おいしいけど結構スパイシー! 完全に大人向けですね。大ぶりなエビがぷりぷりで、また食べたい!!

子ども用に頼んだ、ペンネのシーフードパスタ。

少し味が濃い(しょっぱめ)です。でも暑いので、塩分補給にちょうどいいかも! 

子どもたちはおいしそうにパクパク。完食しました。

チキンカレー、ポークカレーともにすごくおいしいですが、チキンやポークのカレー煮込み、みたいな感じ。

これがミャンマー料理の調理法「油戻し煮」なのでしょう

でも、「油の海の中に具が浮いてる」のではなく、「具を少量の油で良く煮込んである」という感じ。

油っこさは感じず、とてもおいしいです。

ちょっと頼み過ぎた感もあり・・・。小食の私たちは、超お腹いっぱいになりました(^^;。

子どもたちも大満足の、おいしいランチでした。
子どもたちは一足先にご飯を食べ終え、空いている店内で遊び始めました。

お会計の合計は、5%の税金と10%のサービス料が加算され、全部で62,675チャット(5,400円)でした。

次は、

【15:00】さて、レストランでゆっくりし、気力十分な私たち。

次は、ここから1kmほどの所にあるB級屋内遊園地「ハッピーワールド」に向かいます。

まずはタクシーを捕まえます。

お店で呼んでもらっても良かったんですが、なんか悪い気がしてそのまま外へ出てきました。外は暑いです(^^;

お店から出て動物園方面へ少し歩きます。あ、暑い・・・(^^;

5分ほどで、パパが流しのタクシーを首尾よくゲット。ハッピーワールドまで2,000チャットで交渉成立。早速乗り込みます。

タクシーの中で、日本から持ってきた麦茶を飲む長女。

10分ほどで、ハッピーワールドに到着。にぎわっていて、期待感が高まります(^^)/

B級屋内遊園地・・・。ヤンゴン動物園もそうでしたが、B級にはB級だけの良さがあります。

これぞミャンマー、B級連発の次回に続きます。

※神秘の国を行く!子連れミャンマ―旅行記の第1話はこちら(全て無料)