ボロブドゥール近郊のオススメスポット「ムンドゥッ(メンダット)寺院」と「ハジ・ウィダヤッ美術館」(2018.8 子連れインドネシア旅 ♯9)
【これまでの旅程】
1日目:前日の午後8時に家を出発、仮眠を挟み朝8時成田空港着。ジャカルタへ。国内線に乗り継ぎ、ジョグジャカルタ着。夜12時前にホテルチェックイン、翌1時就寝。
2日目(今日):午前5時45分起床、朝食とデザートの後、午前10時にハリーさんのチャータータクシーでボロブドゥール方面に出発。
【9:55】1階に下りると、ハリーさんと思しき男性がロビーで待っていました。「メールで予約した〇×です、今日はよろしくお願いします」とあいさつ。
色黒で大柄な、笑顔の素敵なおじさんという感じ。残念ながら、ジャニーズのイケメンくんみたいな人ではありませんでした(^^;。
スーツケースをフロントに預けて、ハリーさんの運転で、ボロブドゥール方面に出発です。
ボロブドゥール遺跡の周辺にも、面白い見どころがたくさんあるんですよ(^^)/。これぞチャータータクシーの醍醐味!
※令和2年4月24日、掲載写真を追加しました。
【インドネシア旅:2日目その2】
ハリーさんの日本語タクシーでボロブドゥール方面へ出発
【10:00】定刻通り、ジョグジャカルタのホテルにハリーさんが迎えに来てくれました。黒いきれいな車です。チャイルドシートを積み込んで出発。
今日は、ボロブドゥール遺跡の周辺の見どころをハリーさんの車でまわります。
初めて見るインドネシアの街並みです。バイクが多く、その辺は東南アジア共通でしょうか。
車の中で、子どもは2人ともぐっすり。
ハリーさんの運転は、日本的に普通です。快適。この1年前にビンタン島へ行った時のホテルの送迎タクシーは、前のバイクに車間1mくらいまで詰めてあおりまくる、映画に出てくるような超絶ドライビングタクシーだったので、怖くて前を見ていられませんでした。それとは大違いです。
ハリーさんは簡単な日本語を話せます(日常会話には問題ないレベル)。
運転しながら、いろいろ教えてくれます。
まずは、道の両側に立ち並ぶ、赤白またはカラフルな長い旗。
あれは何なのかと。
あれは、10日後に迫るインドネシアの独立記念日をお祝いするためのものだそうです。
インドネシア独立の歴史には、日本も深く関与しているんですよね。日本人としては感慨ひとしおです。
※インドネシア独立の歴史については過去の記事をご覧ください。
また、道の両側に車がたくさん路駐しているエリア。それは、毎週日曜日に路上で開催される中古車市とのこと。へぇ~~。
またある所では、道路にテントが大きくはみだして設置してあり、椅子が並べられていて、多くの人が集まっています。
あれはお祭りですか?と聞くと、「あれはお葬式です」とのこと。ひえ~~、路上でお葬式かぁ・・・(^^;
車道も1つつぶしてるので渋滞が発生してますけど(^^;
明日のタクシーも頼んでみる
私は思いました。「やはり、日本語タクシーはイイ!」
実は、私たち、英語しゃべれないくせにお金がないので、日本語タクシーは初体験でした。こんなにいいものだとは・・・(^^;
今日、ボロブドゥール周辺をハリーさんのタクシーで観光し、明日、ボロブドゥールからジョグジャカルタに帰ってきますが、明日のタクシーは予約していませんでした。
現地でタクシーを頼むと、私の事前調査では、25万ルピー~30万ルピーが外国人料金だそうです。もし同じ料金なら(神様の声「同じ料金なら、なのかい!」)、ハリーさんにお願いできないかと思って、値段を聞いてみました。
パパ:明日の午後、ボロブドゥールからジョグジャカルタまで、送迎お願いできないでしょうか。
ハリーさん:いいですよ!25万ルピーですけどいいですか?
おっ!25万ルピー!事前調査の価格と同一です!即刻OKしてお願いしました。
ハリーさん:ちょっと、会社に、明日の予定を確認してみますね!
(運転しながら携帯で会社に電話するハリーさん)
ハリーさん:すみません、明日は別のお客さんが入っていて、ダメでした(^^; 相場は20万~25万ルピーなので、それ以上の金額なら乗らないでくださいね。
残念(^^; 日本で予約しておけば良かったな(^^; そうか、30万ルピーはボッタクリ価格なんだな・・・フムフム。
話しながら走ること1時間30分。私たちにとってインドネシア初の史跡、ムンドゥッ(メンダット)寺院に到着しました。
ムンドゥッ(メンダット)寺院を見学
【11:45】ムンドゥッ寺院到着。
ハリーさんの勧めで、まずはムンドゥッ寺院の横にある遺跡を見に行きます。
次女はすぐ起きましたが、長女は起きてくれません。だるそうなところを見ると、私が車に酔ってはいけないからと、出発前に飲ませた「酔い止め」が悪かったと思われます(私は飲まなかったんですが・・・)。
長女はこれまで海外旅行で車に酔ったことはないんですが、タクシーで山のほうに向かうということだったので、飲ませたほうがいいのかなと思い・・・(^^;。この後1時間くらい、長女は体がだるかったようで絶不調でした。
「長女はどうしてこんなにいつまでもグズグズ言っているんだろう」と不審に思っているパパに、酔い止めを飲ませたことを言ったら少し怒られました。酔い止めは副作用があるので、気軽に飲ませてはいけませんね。
そういえば私もマレーシア旅行の時に、バスではなく酔い止めで具合が悪くなって路上で吐いたんでした。反省(^^;。
続いて、隣接するムンドゥッ(メンダット)寺院へ向かいます。
おみやげ屋が並んでいます。
チケットを購入して、寺院の敷地へ入場。1人3,500ルピー(約30円。パオン寺院との共通券。大人2人のみ有料。長女・次女ともに無料でした。)
チケットは、車で5分ほどの所にあるパオン寺院との共通券ですが、時間の関係で私たちはパオン寺院は初めからパスするプランにしました。
きれいな公園のような場所で、もっとゆっくりしたかったムンドゥッ寺院ですが、先を急ぐためサッと引き上げます。
次は、車で5分ほどの所にある、インドネシア近代芸術家の美術館に向かいます。
ハジ・ウィダヤッ美術館
【12:45】ハジ・ウィダヤッ美術館着。
何と、入口が閉まっています。ハリーさん曰く、どうも正午から午後1時まではお昼休憩のようです。
そんなのあるのか~~~。ヨーロッパの教会みたいだナ。
パスしてランチにしようかどうしようかなと思いましたが、せっかく来たのだからと、15分待ってサッと見ることに。お客さんはいなくて、私たちだけのようでした。
こんなことなら、あと15分、ムンドゥッ寺院にいれば良かったな・・・。
開くのを待っていましたが、午後1時になっても開きません。午後1時5分、パパが大声で「ハロー」と言うと、中から男性が出てきて開けてくれました。ひょっとして、呼べば1時前でも開けてくれたのかもしれません。
気を取り直して中へ。記帳して1人50,000ルピーずつ払い(約400円。ここでも長女・次女は無料でした)、中へ。お客さんは私たちだけなので、子どもが騒ぐのも気にしないで楽しめました(^^)/。
現代芸術と言うだけあって、子どもでも楽しめるようなユニークな作品が多かったです。なぜか、ゲゲゲの鬼太郎の目玉の親父が描かれている作品があったり(^^)/。著作権は大丈夫なのかしら(^^;
30分ほど見てサッと帰ろうとすると、係の人に呼び止められました。こっちも見て行きなさい、ということのようです・・・。どうも、別館があるようです。別館のカギを開けて、私たちを案内してくれました。
お腹が空いていたので、もう切り上げたかったんですが・・・。わざわざ開けてくれた場所ですし、サッと見ていきます。
【13:50】別館と資料館、屋外展示を足早に見学して、ハリーさんの車へ。ようやくランチに向かいます。
私たちは時間がなかったので45分で出てきましたが、1時間以上見学に時間を取るべき、広く充実した美術館でした。
ハリーさんの車に乗り込み、ランチは、ここから車で5分ほどにある、今日宿泊するホテル「シャンカラ・ボロブドゥール」のレストランで摂ります。
次回は、インドネシアのレストランでの初めての食事を紹介します。
変に辛かったり、独特の調味料の味などしないといいのですが・・・。子どもはおいしく食べられるのかな・・・。
独特の味付けの次回に続きます。
※トラブル連発!子連れインドネシア旅行記の第1話はこちら(全て無料)
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