【2023.5】スプリットで、深夜にアパートメントのオーナーとドキドキの待ち合わせ(小2&小6:子連れクロアチア+5か国周遊旅 ♯39)

夜10時40分、スプリットのバスターミナルに到着しました!

【これまでの旅程】
1日目:昨晩夜に東北地方を出発、シンガポール半日観光の後、空港の椅子で1泊。

2日目:朝5時半の飛行機でアテネへ。セルビア航空機を乗り継いで、ベオグラード経由モンテネグロのポドゴリツァ着。夜11時、ホテルにチェックイン。

3日目:6時起床。オストログ修道院、ポドゴリツァ正教会をタクシー観光後、バスでコトルへ。夕方からコトル観光。深夜2時過ぎ、運休したバスの代替バスの手配に成功しました。

4日目:朝5時に起床し、コトルの城壁登山。その後バスでクロアチア:ドゥブロヴニクに向かい、夕方にホテルチェックイン。ドゥブロヴニク旧市街を散策しました。

5日目(今日):朝6時起床。8時にドゥブロヴニク城壁散策開始。2時間かけて、全長2kmの城壁を一周しました。10時過ぎにホテルに戻りチェックアウト。旧市街の裏通りを散策し、ピレ門から旧市街の外に出てロヴリイェナツ要塞を見学。再び旧市街に入り、ジェラートを食べました。

午後、旧市街をウロウロしながら民俗学博物館、旧総督邸を見学し、小さい広場のレストランでピザランチ。海を散歩してから、夜に食べるサンドイッチを買って、ホテルで預けていたスーツケースを回収。ドゥブロヴニク旧市街を出発しました。

路線バスでバスターミナルに行き、スプリット行きの長距離バスに乗り込みますが・・・。

バスにはあれよあれよと言う間に多くの人が乗り込み、気が付けばほぼ満席!

良かった早めにバスターミナルに着いて待ってて・・・。

席は自由席なので、遅く来たら4人並んで座れなかったでしょう。

【17:57】発車まであと3分。

席は、パパと次女、私と長女で、それぞれ隣同士で座っていました。

果たして、時間通りに出発するのかな・・・。

それとも30分くらい遅れるのかな・・・。

そんなことを考えていた時。

若い白人女性2人組が、パパに話しかけてきました。

白人女性:あのう、ここ、私たちの席のようなんですが・・・。

パパ:えっ。。。。

出発直前だというのに、何言ってるんだろうこの人たち。きっと、勘違いに違いありません。

パパ:すみません、バスのチケットを見せていただけますか?

白人女性:もちろん・・・。

パパと次女が座っていた席は、「1a」と「1b」でした。

前から2列目の席なんですが、封鎖されていた最前列の席(スタッフ用の席)は付番がされていないため、2列目の席が「1a」と「1b」(そして「1c」と「1d」)なのです。

女性のチケットの席は・・・。

確かに、「1a」と「1b」でした。

パパは、動揺を覚えつつ、行先と、チケットの日付を確認。

たまに、日付の違うチケットを持ってくる人とか、いるんですよね・・・。

行き先は、ザグレブ。このバスで間違いない・・・。

日付も、確かに本日の日付でした。

今から席を移動しなければ

白人女性:私たち車酔いしやすいので、前の席を予約したんです。

パパ:わかりました、すみません!

パパ:困った、このシート、予約席だったみたい(^^;

(このバスって、全席自由席じゃなかったの???)

予約サイトによるのでしょうか、それともバスターミナルでの直接購入なんでしょうか、席の予約もできるのかもしれません!!

パパと次女は席を女性たちに代わらなければなりませんが、出発直前のバスはほぼ満席。

2人並んで座れる場所など、もちろん空いていません。

いや、バラバラでも、果たして空いてる席があるのかどうか

この女性たち、シートの予約がしてあるからと、出発間際に乗り込んできたのでしょう。

参ったなぁ・・・。せめてもう少し早くこの女性たちが来てくれたら、2人揃って別の席に座れたのに・・・。

私たちが座った時、予約席なんて表示はどこにもありませんでしたが・・・。

ともかく、動かなくてはなりません。

パパ:じゃ、長女と次女で、前の席(私と長女が座っていた席)に座りなさい! パパとママは、後ろの方に座ってるから。

子どもたち:え~~っ!

私:バスは混んでて、もう4人並んで座れる席はないから! 着くまで4時間半かかるから、寝てなさい!

不安げな子どもたちを尻目に、私とパパはずっと後ろの席に移動。

混んでいるバスで2人並んで座れるはずもなく、私は前から10列目くらいの席に、パパは前から20列目くらいの席に辛うじて座れました。

バスは、これでピッタリ満席になりました。

あぁ、せっかく1番乗りでバスに乗り込んだのに、これから4時間半、みんなバラバラなんて・・・。どうして最前列に座っちゃったんだろう・・・。

せめて前から2番目とか3番目にしておけば、4人並んで座っていられたのに・・・(^^;。

後悔先に立たず。

【18:00】定刻通り、FLiX BUS出発!

4時間半、この席で、大丈夫かな・・・。

子どもたちは、どうせいつものようにバスの中でスイッチやスマホをいじっているでしょうから、私たちが離れていても全然大丈夫だとは思うんですが。。。

微妙な結末

【18:05】バスが走り出して5分。

バスの外で検札をしていた女性の車掌さんが最前列に戻ってきて、最後に乗車して来たあの白人女性たちに何か言っています。

白人女性たちは、席を立ちました。

えっ?

何をしているの?

私たちが最初に座っていた「2列目」の席を立ち、乗客が入れないようになっていた「1列目の席」(スタッフ用の席)へ。

そして、車掌さんがツカツカと私の方にやってきました。

女性の車掌さん:前の席、空きましたから、前の席に戻っていいですよ。

私:えっ・・・!?

そうなんです、乗客が入れないようになっていた(シートの上に何か置いてあった)最前列の席こそが、彼女たちが予約した席だったようなのです!

私は後列に座るパパを呼びに行きました。

私:パパ、前の席、空いたよ!

パパ:へっ、どうして??

私:あの女の人たちが、座る所を間違えたみたい。

パパ:でも、彼女たちのチケットには確かに1Aと1Bって書いてあってけど・・・。

私:でも大丈夫みたい。車掌さんが来て、「あなたたちの席はあっちよ!」って言って、どかしてくれたから。

パパ:そんなこともあるんだね・・・。

かくして、私とパパは再び前から2列目の席(1A、1B)に移動。これからスプリット到着まで、家族4人で横に並んで座ることができました。

私とパパが前の席に戻ってきた所。4人並んで座れて良かった~~(^^)/。
子どもたちはスイッチやスマホでゲームです。
出発して30分。アドリア海沿いの景色の動画を撮影する次女。

道中の様子

女性の運転手さんだったんですが、運転が結構荒い・・・。カーブでもなかなかの勢いで突っ込みます。

う~~ん。。。

バスが走り出してすぐ、私は気持ちが悪くなりそうな予感(^^;

ヤバイ、前の方に座ってるのに・・・。

これは、本格的に酔っちゃったら大変だ・・・。私、車酔いしやすいんです。

以前、酔い止めを飲んだらそれで具合が悪くなってしまったこともあって、酔い止めも飲むのが恐いんです。

すぐに目を閉じ、寝るように努めました。

そしたらうまく眠れて・・・。

以下は、パパの記録を基に書きます。

スプリットまでの4時間半、バスは1時間に1回のペースで途中の都市のバスターミナルに停まり、そこで若干の乗客の出入りがありました。

Google Mapで現在地を確認すると、

【19:00】ストンの街でトイレ休憩

【20:00】ネウムの街でトイレ休憩

【21:00】プロチェの街でトイレ休憩

パパの記録によると、私と次女はほぼ全区間で爆睡。

長女は半分、午後8時まではずっとゲームをしていて、後半は寝ていたそうです。

パパは窓の外の景色を眺めつつ、道中、大事なミッションを行っていました。

今晩から2連泊でお世話になる、スプリットのアパーㇳメントのオーナーさんとの待ち合わせ連絡です。

3か月前にAgodaで予約して以来、ずっと特に連絡を取っておらず・・・。

泊まる当日になって、3か月ぶりにメール(^^;

だって、すごく忙しかったんですもの・・・。

ま、料金は事前に支払い済みですし、口コミ評価もいいホテル(アパートメンㇳ)なので、部屋がないということはないのかなと・・・。

オーナーさんはパパのメールにすぐに返事をくれたため、パパも安心したようです。

オーナーさんとの間で、今日の夜11時に、アパートメントの前で待ち合わせることになりました。

良かった、夜遅くの到着だからちょっと心配(鍵のある場所がわからない! とか、鍵の開け方がわからない!とかの恐れがあるから)でしたが、オーナーさんが来てくれるのなら安心です。

あとは、私たちが待ち合わせの時間に間に合うかどうか・・・。

以降、パパは、Google Mapを見ながらバスの現在地を確認しながら乗車。

何て言っても、このバスはザグレブ行き。私たちが降りるスプリットは、途中の停車地なのです。寝ていてバスを降り損ねたら大変なのです。

~1時間半経過~

【22:30】到着10分前。パパが、爆睡する私と次女を起こしてくれました。

ストンのバスターミナルで途中休憩。休憩時間はそれぞれ10分ほどでした。次女は爆睡中。
私はすぐに爆睡しました(私の得意技です)。
午後7時過ぎ。陽が落ちていきます。
ずっと寝ている私と、ずっとゲームをしていた長女。長女も旅慣れた感が・・・(^^;。
今ここは・・・、プロチェの街か・・・。パパがGoogle Mapで位置を把握し、バスに遅延がないか、モニターしています。
夜10時30分、予定通りスプリットの街に到達!

夜10時40分、定刻通りスプリットに到着!!

【22:40】定刻通りにスプリットバスターミナルに到着!

さすがに世界遺産の街:スプリット。

乗客の半分近くがここで下車するようです。

バスが着くやいなや、大勢の人がバスに群がって来ました。

これからこのバスに乗って、ザグレブに向かう人たちです!

定刻通り、スプリットに到着! いや~、よく寝た(^^)/
バスには大勢の乗客が集まり、車掌さんにチケットを提示しています。

深夜、歩いてアパートメントに向かう

【22:45】すぐに、スーツケースを転がしながら出発!

ここからアパートメントは徒歩10分ほどですが、スーツケースもあるし、15分くらいかかるでしょう。アパートメントのオーナーさんと午後11時に待ち合せにしているので、急いで向かいます。

すぐにバスターミナルを出発しました。港の前にあります。
バスターミナル(=港)方向から歩いて来ました。
ゆるい上り坂。長女がスーツケースを押してくれました。

オーナーさんと合流できるのか!?

【23:00】アパートメントの場所はわかりやすく、予定通りに到着。

ここで、アパートメントのオーナーさんと待ち合わせ。

オーナーさん、どんな人なんだろう・・・。

どういう風に声をかけようか・・・。

いやいや、向こうは毎日世界中の観光客を相手にしてるんだ。私たちが港の方からスーツケースをごろごろ転がして行けば、悩まなくてもオーナーさんの方から声をかけてくれるんじゃないかな。

無事落ち合えるかも心配だし、やっぱりドキドキします(^^;

果たして、待ち合わせポイントに行くと、そこで明らかに私たちを待っていたおじさんが声をかけてきました。

オーナーさん:私がドラゼンです。あなたたちはアイス星人さん?

私:そうです、よろしくお願いします!

オーナーさん:ようこそスプリットへ! さっそくアパートメントにご案内します。そっちのスロープからまわってこちらに来て・・・。

私たちがお世話になるアパートメントは「エピセンター アパートメント スプリット(Epicenter Apartments Split)」。

クイーンベッド1台×シングルベッド2台のお部屋で、朝食なしで1泊7,500円。2泊で15,000円でした。

オーナーさんから、メインのドアの開け方や部屋の鍵の開け方、エアコンや電気のスイッチなど一通りの説明を受けました。

歳の頃60歳くらいかな・・・。とても明るい感じの、元気いっぱいのオーナーさんでした。

それにしても、お客さんの到着に合わせて、ほぼ毎日こうして鍵を受け渡しに来なければいけないなんて、旅行者向けのアパートメントの運営も大変だな・・・。

【23:15】オーナーさんと別れ、私たちだけに。

ようやくホッと一息。

パパは早速1人で、ビールを買いに出掛けました。

コンビニなんてないのに、こんな遅くにクロアチアでビールが買えるものでしょうか(^^;(パパはあてもなく出かけていっています)。

深夜11時、無事にチェックインできて良かった~~(^^)/
寝室は2つ。 子どもたち「私たち大きなベッドで一緒に寝る~!」

ビールを買いに(前編)

【23:30】5分ほどで、パパが戻って来ました。

何と、このアパートメントのすぐ近くに24時間営業のパン屋さんがあるのですが、そこでビールを売ってたとのこと。

オーナーさんに聞いた時には、「この時間にビールを買える場所はわかりません」と言っていたのに!

さすが、人の言うことを信じないパパ!

海外旅行では、人の言うことを信じずに自分で確認、大切かもしれません。

缶ビール1本とコーラ1本、カプチーノで、4.97ユーロ(780円)。

缶ビール500mlが2.15ユーロ、コカ・コーラが1.49ユーロ、カプチーノが1.33ユーロ。

ドゥブロヴニク旧市街の中の売店の半額くらいですね。

カプチーノは、コーヒー大好きな私のために、パパが買ってきてくれたもの。

すごくうれしい~~~!!!

お店で淹れた熱々のカプチーノが一番安いなんて、さすがイタリアに近いだけありますね。

この時パパが買ってきた緑色の缶のビール、どっかで見たことあるなと思ったら、私たちがチェコ・ドイツ旅行の時にチェコで買ったビールでした。

子どもたちは寝室のダブルベッドに寝転がって、喜々としてゲームしています。

もう夜11時半なのに・・・。

かくいう私も、バスでたくさん寝たので元気いっぱい。

カプチーノを飲んで一息ついた後は、洗濯をすることにします。

下着と靴下だけでも洗わないと・・・(数が追い付かない・・・)。

あれ、このビール、どこかで飲んだことあるなぁ・・・(3年半前にチェコで飲んだビールでした)。
子どもたちはずっとゲーム中。「シャワー浴びようよ~!」
パパが買ってきたコーラを喜んで飲む次女。冷蔵庫に入れておこう。

2本目のビールを買いに

【24:00】私とパパの2人で、再びさっきのパン屋さんに行きました。

パパはビール2本目。私は、明日の朝食べるヨーグルトが欲しくて・・。

パパは、今度こそクロアチアのビールです。

500mlの缶ビール2本、ヨーグルト×2個で、合計5.5ユーロ(880円)。

こういう地元商店(とかパン屋さん)での物の値段は、日本と同じくらいですね。

パパは、ビール1本は今飲み、もう1本は明日用に冷蔵庫に入れていました。

今度こそクロアチアのビールを買ってきました。

寝ながら歯磨き

【24:30】もう12時をとうに過ぎているというのに、まだ子どもたちは起きていました。

私も夢中で子どもたちの下着や靴下の洗濯をしていたら、あっと言う間にこんな時間に・・・。

子どもたちからスマホを取り上げ、歯を磨かせます。

その後、子どもたちを再びベッドに入れましたが、酔っぱらったパパがガオ~ッと言って子どもたちの寝室に乱入したり、変な歌を歌ったりしていたみたい・・・。

私はシャワーを浴びることにします。

シャワーの途中で、お湯が出なくなる(ほぼ水になる)トラブルが。

タンクの中のお湯を、遠慮なしに使い過ぎてしまったようです。明日は注意しないと・・・。

【25:15】私がシャワーと寝る支度を終えると、静かになっていました。

さすがに子どもたちもぐっすり。

パパは、椅子に座ってガイドブックを見ているかと思ったら、ビールを残した状態で、椅子に座ったまま寝てしまいました。

パパはバスに乗っている4時間半、ずっと起きてたみたいだもんね(パパは移動中、防犯のために、基本寝ないで起きています)。

ようやく子どもが3人とも寝たわ・・・。

【26:00】パパを起こしてベッドに移動させて、私も就寝。

深夜1時前、ベッドで寝ながら歯磨きする子どもたち。
洗面所はこんな感じでした。
はぁぁ、スッキリ!
お休みなさ~い! 結局子どもたちは今日着た服のまま、シャワーも浴びずに寝てしまいました。
酔っぱらったパパが子どもの部屋で歌を歌ってふざけています(子どもたちは布団をかぶって隠れています)。
エアコンのチェック中・・・。私はこれからシャワーです。

こちらのアパートメント、クイーンベッド1台×シングルベッド2台のお部屋で、朝食なしで1泊7,500円。2泊で15,000円でした。

港、バスターミナル、旧市街いずれにも近い最高立地のアパートメンㇳで、このコスパ。

コロナ後のクロアチアで、家族4人で1泊7,500円ですよ???

そしてこの広さ。

心からお勧めします!!!

スプリットの街に出かける朝に続きます。

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