コトルNo.1レストラン「コノバ・スカラ・サンタ(Konoba Scala Santa)」で、最高の夕食を(小2&小6:子連れクロアチア+5か国周遊旅 ♯20)

シーフードリゾット、海老のクリームパスタ、イカのグリル。全部おいしかったですが、特にイカのグリルが絶品でした!

【これまでの旅程】
1日目:昨晩夜に東北地方を出発、シンガポール半日観光の後、空港の椅子で1泊。

2日目:朝5時半の飛行機でアテネへ。セルビア航空機を乗り継いで、ベオグラード経由モンテネグロのポドゴリツァ着。夜11時、ホテルにチェックイン。

3日目:6時起床。朝食後、ホテルにチャーターしてもらったタクシーで、オストログ修道院へ。山の上にある上院を見学した後、山の下にある通称「下院」を見学。修道女の方が記念品を持って来てくれました。

その後、ポドゴリツァ正教会を観光し、ホテルに戻ってスーツケースを引き取り、コトルに向かうためバスターミナルへ移動。午後1時25分のバスでポドゴリツァ出発、午後4時、定刻通りコトルバスターミナルに到着。徒歩でコトル旧市街の中にあるホテルへと向かいます。

何とかホテルの小さい看板を見つけて、無事チェックイン。3人部屋+ドミトリー1ベッドを予約していたのに、給排水に問題があって2人部屋+4人部屋ドミトリーに変更になったと事前に連絡は受けていましたが、やはり歓迎すべきでない変更でした。

午後5時、徒歩でホテルを出発。聖トリブン大聖堂を見学後、猫さんと一緒にベンチで休憩。次女は「フミコ」と名付けてお気に入り。2つの教会を見学し、ホテル近くに戻って来ました。

【19:00】おみやげ屋さんを後にし、ホテルを目指して歩きます。

今日行く予定にしているレストランは、ホテルのすぐ近く。だから、ホテルを目指せばOKなのです。

実はこれから行くレストラン、パパが、「コトルの旧市街の中で最もいいレストラン」と判定したレストランなのです。

世界遺産であるコトルの滞在が、行程上のやむを得ない都合で、本日の夕方から明日の朝9時までという強行日程の私たち。

コトルで食事をするチャンスは、今日の夕食ただ1回のみ。明日の午前中のバスで、クロアチアのドゥブロヴニクへ旅立ってしまいます。

このただ1回の食事のチャンス最高のものにするために、パパは計画段階で、グーグルマップを使ってコトル旧市街にあるレストランを半日かけて全て徹底的にチェック

口コミ評価は当然のこと、基になるコメント数(評価者が100人以下のレストランは排除)、価格を総合的に勘案して、「コトルで最も優れたレストラン」だと判断したレストランなのです!

グーグルマップで1,000人以上の評価の平均が4.5点、しかもお値段良心的、コトル旧市街の中で総合優勝との調査結果が出たレストランに向かいます。

【2023.5 子連れクロアチア・モンテネグロ・スロベニア・イタリア・ギリシャ・シンガポール旅行:3日目その9】

今回の旅行で初の、レストランでの食事

この旅行記も20話目を迎え、何だかしばらくヨーロッパを散策している風になっていますが、実は私たちは、昨日の深夜にモンテネグロのホテルに到着したばかり。

それまでは、機内食(=カップラーメン)やカロリーメイト、良くて空港のレストランで食事を摂っていました。

今日は朝からオストログ修道院をタクシー観光しましたが、タクシーの都合で出発時刻が遅れたために昼食を摂れず(モンテネグロ料理の名店に行くつもりだったんですが・・・。グスン・・・。)。

コトル行きのバスに乗る前に食べたアイスクリームが昼食でした。

夕方にコトルに着いてから、カロリーメイトでお腹を満たして散策に出発しています。

そうなんです。まだ一度も、街のレストランに入っていなかったのです(^^;

【19:05】目指すレストラン「コノバ・スカラ・サンタ(Konoba Scala Santa)」に到着。

満席だったらヤだなとちょっと心配でしたが、まだ全然大丈夫でした。

こっちの人は、夕食の時間が遅いです。イタリアもそうだったよな・・・。今は5月初め、ハイシーズンではないのもあると思います。

レストランに到着! まだお客さんはまばらでした。好きな席に座れます。

次女はご機嫌ナナメ

さて、何を注文しようか~~!

って、次女がさっきからご機嫌ナナメ。ナナメどころか、ふさぎ込んでいます。

私:次女、どうしたの?? 具合悪いの? 疲れちゃった?

次女:フミコ・・・。

私:まだフミコフミコ言ってるの!? ちゃんとお別れして来たじゃない。

次女:フミコ・・・。

私:まさか、フミコを日本に連れて帰るわけにはいかないし・・・。また別のかわいい猫さんいるわよ。

次女:フミコ・・・。

パパ:わかったわかった、じゃ、食事が終わったら、またフミコに会いに行こう! それでいいでしょ?

次女:うん・・・・。

フミコとは、さっき散策中に出会って仲良くなった、白黒模様の猫さん。

よほどフミコがかわいかったのでしょう。

「また会いに行こう」とのパパの言葉に、ようやく「フミコ」以外の言葉を発した次女でした(^^;。

夜は冷えるかもしれませんが・・・せっかくヨーロッパに来たので、テラス席を選択!
「フミコ・・・。フミコ・・・。(あと20回続く)」

メニューは5年間でほとんど値上げされていなかった

【19:10】さて、今度こそ、何にしようかな!

5年前のメニューの写真を印刷して持ってきていました(結構古い(^^;)、

すごい! ほとんど5年前の価格のままだ!!

イカのグリルは13ユーロ→13.5ユーロに、エビのグリルは15ユーロ→16ユーロと、若干値上げはされていましたが、この世界的物価高の昨今にあって、5年前とほぼ変わらず!!

こんなお店は、今回のヨーロッパ旅行中、このお店だけでした。

これから毎日、私たちは世界的な物価高&記録的円安を、レストランに入るたびに痛感することになるのです・・・(^^;

私たちは選ぶのに時間がかかるため、まずはドリンクをオーダー。

パパはもちろん生ビール!

モンテネグロの生ビール330mlが2.8ユーロ(420円)。生ビールは日本と変わらないお値段ですね。

私はカプチーノ。

長女はレモネード。

次女はコーラ。

レストランでみんなで飲み物1品ずつ注文は我が家にとってはぜいたくなことなんですが・・・、初めてのレストランだし!

散策して疲れたし!

パパは早速出てきた生ビールを・・・。

パパ:うん! すごくおいしい! けどやっぱり、チェコやドイツのビールの方が俺は好きかなぁ・・。でもこれ、おいしいビールだわ!

私は温かいカプチーノでほっと一息です。

次女の頼んだコーラは、何とグラスの中にカットしたオレンジが入っていました。

へぇ~~っ! こういうカクテル(お酒)は見たことがあるけど・・・。

コーラを注いで飲んでみると、ほんのりオレンジの香りがわかって特別感あり。

今度、時間があったら家でもやってみよう!

どれにしようかな・・。私はリゾットが食べたいな・・・。
俺はパスタがいいな・・・。子どもたちのは、今回は(選ぶのは大人に)任せてもらおう。
またフミコに会いに行くから、元気出して!
コーラを頼んだら、グラスにフレッシュオレンジが入って来ました!
オレンジを入れたまま注ぎます。おいしいかな~~~。
長女はレストランのwifiを使ってポケモンをやっています。
15分もすると、どんどんお客さんが入って来ました。

絶品!! イカのグリル

【19:30】頼んだ料理が来ました!

おいしそうです!!!

ささ、食べる前に写真を撮って・・・(恒例行事(^^;)

長女:おいしそう! イカ、一つもらうね・・・(大皿から直接取って、ぱくっ!)。

長女:ん!! 何これ! メチャウマ!! もう1コ食べてもいい?

パパ:いいよ~~(^^)/

次女:ね、ね、私にも・・・(パクリ)。

次女:んんん~! メチャウマ!!

こらこら、取り分ける前からそんなに食べるんじゃありません!

取り分けている間に、6個あったイカが子どもたちに2個ずつ食べられ、早くも残り2つになってしまいました(^^;

ってゆーか、これ、「イカのグリル」だよね・・・。普通においしいに決まってるじゃない・・・。

私:ん!!! これはおいしい!!!

たかがイカのグリルだと思って食べてびっくりしました。身がプリップリのフワッフワで、こんな絶妙な焼き加減のイカのグリル、食べたことがありませんでした。

「イカのグリル」って、こんなにおいしい料理だったんだ!

初めてイカという食材と真剣に向き合ったような気がします。

付け合わせの野菜のペーストは子どもたちはポテト以外食べてくれませんので、パパと私でいただきました。

子どもたち大絶賛のイカのグリル。2皿頼んでもいいくらいのおいしさでした。

絶品イタリア料理

イカのグリルが先行してしまいましたが、海老のクリームパスタと、シーフードリゾットもおいしい!

このパスタ、ソースがとても濃厚で、ちょっと日本では出てこない味。

一人で全部食べようとすると胃にもたれそうだけれど、取り分けて少しづつならものすごくおいしくいただけます。

リゾットの味は、薄味が好きな私たちからすると少し濃い目に感じました。でも、この位が普通なのかもしれません。大きなエビもぷりぷりで、とってもおいしいです!

これ、絶対うまいやつです!
周囲も賑わって来ました。
パパは早くも生ビール2杯目! 今度はモンテネグロ産の黒ビールです。
長女「(イカを食べて)ん!! 何これ!! メチャウマ!!」
長女「パパはパスタ、この位でいい?」 この間まで保育園かと思っていたら、大きくなって・・。
私は早くフミコに会いに行きたい・・・。
もうすぐ、きれいに完食です。 おいしかった~~!!! 最高でした。パパの調査結果どおり!

気になるお値段

全部食べて、私たちは超満腹。

苦しい・・・(^^;。

お値段は、しめて56.8ユーロ(8,520円)でした!

内訳を紹介しましょう~~。

・生ビール1杯目 2.8ユーロ

・生ビール2杯目(黒ビール330ml) 2.7ユーロ

・コーラ 2.5ユーロ

・レモネード 2.5ユーロ

・カプチーノ 2ユーロ

・イカのグリル(LIGNJE NA ZARU) 13.5ユーロ

・シーフードリゾット(CRVENI RIZOTO) 13.9ユーロ

・エビのクリームパスタ(SPAGETI SA GAMBORIMA) 14.9ユーロ

・カバー代(何のことか不明) 2ユーロ

旧市街の中にあって、これだけ飲み物を頼んで料理3品頼んでこの価格は、良心的なお店だと思います。

店員さんの対応も気持ちよく、このにぎにぎしい広場のシュチュエーション。

そして味は折り紙付き!

こちらのお店、噂に違わぬ、コトルNo.1レストランでした!!

午後8時、満席になりました。バカンスシーズンは予約必須ですね。

食後の猫さん

【20:15】しばしゆっくりして、レストランを出ます。

これからフミコに会いに行こうと思いますが。。。レストランのすぐ前にいた猫さんと少し遊んで行きます。

本当にコトル旧市街の中は猫がたくさんいます。

明日は早朝(日の出前)から、登山の予定

明日の朝ご飯のパンをまだ買っていません。

ちょうどレストランの脇に小さいお店があったので、ここで明日の朝ご飯を買ってしまうことにします。

このコもかわいいね~~。
このコはフミコに似ている気がします。

衝撃のメールが届く次回に続きます。

ご訪問ありがとうございました! もしよろしければ、ポチっと応援クリックしていただけると嬉しいです(^^)/↓


家族・子連れ旅行ランキング

私のブログを応援してくださる方、お手数ですがこちらもポチっとお願いいたします(^^)/↓


にほんブログ村

この旅行記を第1話から読んでみる【無料】

【その他の子連れ海外旅行記など↓】

【台湾】九分じゃなくて、十分もいいぞ!

【スウェーデン】ノーベル賞晩餐会のアイスを食べる

【韓国】0歳児と済州島旅行