シンガポール動物園で一眼レフカメラをなくしたら・・・(2歳&5歳:子連れシンガポール・マレーシア旅 ♯12)
【これまでの旅程】
1日目:朝5時、東北地方の自宅をマイカーで出発。午後1時、羽田空港着。ベトナム航空便で5時間、ハノイへ。空港泊。
2日目:朝、ベトナム航空便で3時間半、シンガポールへ。MRTで移動しホテルチェックイン。ダックツアー、ワンダー・フル、OCBCガーデン・ラプソティーを鑑賞。
3日目(今日):朝6時30分起床。ホテル近くの人気飲茶店で朝食を摂り、MRTでラッフルズ・プレイス駅着、マーライオン・パークへ。その後、MRTと路線バスを乗り継いで、2時間かけてシンガポール動物園に到着。マレー料理のランチを楽しみました。
ショーを見た後、パパが「一眼レフカメラがない!」と騒ぎ出し・・・。
【15:10】そうして、動物を見てまわっている時。
急にパパが変な挙動を始めました。
パパ:あれ? あれ?
私:どうしたの?
パパ:一眼レフカメラ、どこやったっけ? ママ、持ってない?
私:私もらってないわよ・・・。
パパ:え?? あれっ!! ない! 本当にない!!! わかった! ショーの席に置き忘れたんだ!!
私も、カメラの置き忘れには全く気が付きませんでした。
パパ:ママは子どもたちとここで待ってて!! 俺、走って取りに行って来る!
パパは一目散に円形劇場に向かって走っていきました。
ショーが終わって、もう10分以上経過しています。
ここはシンガポール。
日本製の(まだ新しい)キャノンの一眼レフカメラ(購入価格:レンズ込みで12万円)。
席に忘れ置かれていたとして、果たしてそのままにしておいてもらえるものでしょうか。
係の人が気づいて、忘れ物として保管していてくれたらいいけれど・・・。
5分後、パパが走って戻って来ました。
【2017.7 子連れシンガポール・マレーシア旅行:3日目その4】
カメラはなかった
【15:15】戻ってきたパパの手に、一眼レフカメラの姿はありません。
私:どうだった??
パパ:ダメだ、なかった・・・。ちょうど、司会者の人が最後の確認作業をしていたから聞いてみたんだけど、「カメラはなかった」って・・・。
私:そっか・・・。残念だったね・・・。
パパ:その後に行ったホワイトタイガーの所も見てみたけど、なかった・・・。
私:そっか・・・。
パパ:俺、入口のインフォーメーションで、落とし物の届け出をしてくる! 海外旅行保険の請求にも必要だろうし。ママは子どもたちと、この辺で動物を見ていて!
私:わかった。
落とし物の届け出をしたって、もうほぼ無理でしょう。
でも、海外旅行保険の請求の際、落とし物の届け出は必要でしょうし。
英語できないパパが、落とし物の届け出・・・。
所要時間は30分くらいかな、1時間くらいかな・・・。
ま、やってしまったものは仕方ない、私はのんびり日陰のベンチに座って待ちます。
忘れ物窓口へ
<ここからは、パパに聞き取った内容を基に書いていきます>
【15:20】走って5分。パパは1人で動物園の入口に戻り、インフォーメーションに到着。「さっき、カメラをなくした」と言うと、あるカウンターに案内されました。
落とし物の受付カウンターのようです。女性係員が対応してくれました。
パパ:カメラをなくしてしまいました・・・。
女性係員:いつ、どこでなくしましたか?
パパ:おそらくさっき、劇場に置き忘れたと思います。
パパ:ひょっとして、その後に行った、ホワイトタイガーの所かもしれません。どちらも今見てきましたが、どこにもありませんでした。
パパ:(いや、考えてみると、ホワイトタイガーの所で荷物を持ち換えた時に、一眼レフカメラを展示台の上に一時置いた気がするなぁ・・・。そのまま忘れてしまったのかも・・・。)
女性係員:わかりました。それでは、この紙にご記入ください。
パパ:保険の請求のために、届け出を出した証明書は何かもらえますか?
女性係員:特にそういったものは出していませんが・・・、(今記入している)この紙をコピーしてお渡しすることはできます。
パパ:わかりました(それで保険請求に通用するかどうかはわからないけど、証明書のようなものを特に出していないんだったら仕方ないだろう・・・)!
~パパ、英語での用紙記入に大いに手間取る・・・~
パパ:私は、明日、インドネシアのビンタン島に行き、3日後にシンガポールに戻って来て、すぐにマレーシアに向かいます。なので3日後、カメラがあったかどうか、動物園に電話して確認します(この高度な内容を伝えるのに、紙で「Today」「Tomorrou」「3 days later」とかって書いて、10分以上かかったみたい(^^;)。
いやいや、パパ、1人でがんばりましたよ(^^;。
私がいても英語力はパパと同じ。子どもたちに邪魔されない分、1人のほうがパパの能力を存分に発揮できます。
受付のお姉さん、なかなか意志疎通できなくて苦笑しながらも、英語できない日本人に丁寧に付き合ってくれたそうです。
女神登場
【15:40】そうして、パパが私たちの旅程説明に悪戦苦闘している時。
その姿を、神様も見ていてくれたのでしょう。
パパの目の中に、一眼レフカメラが入って来ました。
あれっ??
若い女性が、横で、一眼レフカメラを、インフォーメーションの人に渡していたのです。
間違いない!
夢にまで見た、キャノンの最新一眼レフカメラ!!
パパ:あっ! あれ! 僕のカメラ!!!!!
女性:(きょとん)
女性係員:そのカメラ、どこにありましたか?
パパ・女性:ホワイトタイガー!(ハモったようです)
女性係員:(にこっ)見つかって良かったですね~(^^)/
女性:ホワイトタイガーの所に置いてあったので、誰かの忘れ物だと思い、持ってきました。
女性は、20代くらいの、チャイナドレスを着た美しい人。男女10人くらいのグループでシンガポール動物園を訪れていたようで、若い男女のグループが少し離れた所で女性を待っていたそうです。
係員の女性が、カメラの中の写真を確認し、パパの所有物で間違いことを確認した上でパパに渡してくれました。
パパ:ありがとうございます! あなたはどちらから来たんですか?
女性:中国の四川省です。良かったです。じゃぁ・・・(にこっ)。
女性は、女神さまのような笑顔で笑った後、すぐにその場を立ち去り、グループの元へ帰っていったようです。
女神様は、中国人だった・・・。
グループの方を見ると、全員20代で、男性たちはラフな格好でさわやかな感じ、女性たちはチャイナドレスでおめかし。知的な感じも漂う、とても美しいグループ。
あんな中国人もいるのか・・・(失礼!)。
有名大学の皆さんで、卒業旅行に来ているとかかなぁ。
パパが、お礼を渡すのを忘れてしまったと、グループに戻る女性を追いかけ、サンキューと言って10ドル札を渡そうとしましたが、女性は「そんな、いりません、いりません」と言って、笑顔で辞退したそうです。
女神様~~~っ( ;∀;)
彼らは今動物園を出て、これから別の場所に向かうようでした。
その後、パパが大興奮でスキップしながら戻ってきたのは言うまでもありません。
原因は、パパの不注意ですね。
いつもうっかりしているパパ。私も、パパの手荷物については一緒に注意していかないといけません。
女神さまのタイムラグ
ここで1つ、若干首をかしげることがあります。
それは、女神さまが、もし、拾ってすぐにインフォーメーションに届けてくれていれば、パパがここまで焦らずに済んだのではないかということ。
いやいやもちろん、届けてくれただけでありがたいことで、女神さまのようないい人に拾っていただけてラッキーだったんですが・・・。
パパは、なくしたと気が付いてすぐに、劇場と、ホワイトタイガーの場所を確認しに行っています。その時すでに無かった(女神さまが拾ってくれていた)のです。
女神さまがインフォーメーションにカメラを届けてくれるのは、それから20分以上経過した後。
恐らく、カメラを拾った時、「もうすぐで動物園から出るから、その時にインフォーメーションに届ければいいよ」ということで、その後20分位カメラを持ったまま動物園を見学し、出るタイミングでインフォーメーションに届け出た、ということなのでしょう。
グループでの行動のようでしたし、その辺は(すぐにインフォーメーションに持ってこれなかったのは)仕方ないことだったのだと思います。
エレファントショーへ
【15:45】うっかり者ではありますが、いい意味で切り換えも早いパパ。
パパ:今ならギリギリ、午後3時半からやってるエレファントショー、ちょっとだけでも見られるよ! 今日最後のショーだ、急ぐよ~~!!
【15:50】エレファントショー「エレファント・アット・ワーク&プレイ」の会場に走って行くと、ゾウのショーの真っ最中。観客席は満員だったので、最後の10分間を立ち見で観賞しました。
ショーが終わると、ゾウのえさやり体験を開始!
希望者は並んで、その場で5ドルのエサを買って、ゾウさんにあげることができます。
長女も10人目くらいに並びました。
10分ほど並び、いよいよ長女の番。
長女がオレンジを差し出すと・・・。
ゾウさんが長い鼻をすぅっと伸ばして、ヒュッとオレンジをもらって口に放り込みました(^^)/。
その瞬間を、動物園のカメラマンは左から、パパは右からカメラで狙います。
長女も大興奮でした。
エサはオレンジ、バナナ、リンゴ、にんじんの4つあり、4回挑戦できました。
びしょ濡れになる次回に続きます。
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