ヤンゴンの殺人エレベーターをすり抜け、札束21冊をゲット(2歳&5歳: 子連れミャンマー旅 ♯8)

【これまでの旅程】
出国前日:1週間39度前後の発熱が続いた次女の熱が出発日の朝下がり、夜9時に家出発。車中泊。
1日目:朝6時起床、トラブルもあって離陸90分前の午前9時30分に何とか成田空港到着。11時、成田からヤンゴンへ向かって離陸。午後4時30分、ヤンゴン着。タクシーでホテルへ。
具合の悪い私をホテルに残し、パパと長女の2人で、ヤンゴンの街のレストランで夕食を摂り、シュエダゴォン・パヤーを見学し、ホテルに戻って来ました。夜11時30分就寝。
【4:00】 私起床。随分早いですが、目が覚めましたのでシャワーを浴びます。
昨日は夕方からずっと寝ていましたので・・・(^^;
【2018.2 子連れミャンマ―旅行:2日目その1】
がんばって水で頭を洗う( ;∀;)
相変わらずシャワーは水しか出ません。
が、どうしても頭だけは洗いたくて、がんばって水で頭だけ洗いました(^^;。
真冬の日本と違い、常夏のミャンマーなので、水がそこまで冷たくないのが救いです。
でも寒かったぁ~~~。
【5:00】パパ・長女・次女起床。
珍しくみんなで早起きです(^^)/。
日本時間では朝7時30分ですので、普段通りと言えば普段通り(^^)/
そして予定通りの起床です。
今日、ホテルをチェックアウトして夜行バスでマンダレーに向かいますので、荷物のパッケージングまで朝やってしまわなくてはいけません。
シャワーは浴びれませんが、今日の夕方、シャワーを使わせてもらうことになっていますので、その時に別の部屋のシャワーをリクエストして(幸い満室ではない様子なので・・・)シャワーを浴びることにして、今はシャワーはあきらめます。
ギロチンエレベーターの恐怖
その時、パッと電気が消えました。
停電です。
・・・、幸い30秒ほどで復旧。何事もなかったかのように電気がつきます。
う~~ん、旅行中の停電、インドでも経験しませんでした(^^;
ミャンマーの電力供給、ヤンゴンでも完璧ではないようです。
準備を終え、朝食会場に向かう途中に大事件が。
私たちがエレベーターに乗ろうとし、大人が乗り、最後に次女が乗り込んだ直後、
エレベーターの箱内に乗り込んだ次女の髪の毛をかすめるようなタイミングで、
エレベーターの扉がギロチンの処刑台の勢いでガシャーン!!!と閉まったのです。
あっ!!!と思って見ると、ギリギリ間一髪、次女にケガはなかったようです。
それにしても危なかった!
人命など全く考慮していないことは明らかな、強烈な閉まり方でした!!!
まるで機械で何かを一瞬でプレスする時のような強烈さ。
多分、これを読んでいる人にはこのすごさが伝わりません。
エレベーターの厚い金属製のドアが、ドア同士がぶつかるものすごい音とともに、ガシャーン!!! と閉まったのです!!!
エレベーターのメーカーを見ると、英語で「シンドラー」と書いてあります。
どこかで聞いたような。。。あっ! 日本で2006年に男子高校生の死亡事故を起こした、あのシンドラーエレベーターだっ!!!
冗談抜きでギロチンのように強烈に閉まったので、あれに挟まれていたら、スーツケースなら致命的な損傷、大人なら骨折以上の可能性大だと思います。
まして2歳の次女では・・・。本当にゾッとしました。
殺傷力は未だに健在。とにかく危なかったです。
エレベーターの箱内では、使用停止のランプが灯っています。停電なのでしょう。
このまま1時間くらい停電でエレベーターの中に閉じ込められたらやだな・・・。
30秒くらいして、停電は復旧。
エレベーターは動き出しました。良かった~。
エレベーターが動き出したのはもちろん良かったですが、次女がギロチン扉に挟まれなくて本当に良かったです。
この後、ミャンマーでエレベーターに乗るたび、ギロチンが作動しないかびくびくしながらエイッと飛び込むようになった私たちでした。


そして初のミャンマー朝食へ
【6:45】朝食会場へ。私たちが一番乗りです。
大きなガラス面から陽が差し込み、明るいです。
もちろん冷房が効いていますよ。
種類もそこそこ。私たちには十分な朝食です。
早速席を取って、朝食リサーチ開始です。









ものすごく豪華と言うわけではないですが、3つ星ホテルでは標準レベル。
私たちにとっては大満足の朝食です!
食後のコーヒーもゆっくりいただき、そのままフロントでチェックアウトです。
ミャンマーでのタクシー手配
【7:45】フロントでチェックアウト後、夕方までの荷物預かりをお願いし、夕方のシャワー使用のリクエストを再確認。
その後、タクシーを依頼。
フロントの女性(すごく感じのいい人)に行き先を聞かれたので、地図を見せてダウンタウンのここまでと説明すると、「4,000チャット(340円)です」とのこと。
そして、どうも、今料金を先払いで払ってほしい様子。
「タクシー料金を、今払うの?」と聞くとコクンとうなづくので、私の事前調査のタクシー料金2,000チャット(外国人向け基本料金)の倍の値段ですし、少々疑問に思いながらも4,000チャット渡しました。
ホテル手配だから4,000チャットなのでしょうか。
タクシー代は3,000チャットで、ホテルの手数料1,000チャットくらいということなのかな?
それからフロントの女性はタクシー会社に電話。タクシーを手配できたようです。

10分ほどでタクシー到着。
先ほどのフロントの女性が運転手に目的地をミャンマー語で説明し、お金4,000チャットを渡しました。あ、4,000チャットは、全部タクシーへいくのね(^^;
このホテルとタクシー会社との、ダウンタウンまでの協定料金なのでしょう。
【8:00】予定通りの時間にタクシーでホテルを出発! ヤンゴンのダウンタウンへ向かいます。

まずは、日本円をミャンマーチャットに両替するために。
ヤンゴンのダウンタウンで朝の散歩
10分ほどで、ヤンゴンダウンタウンに到着。降り立ったのは、両替所の近くの人気レストラン。
両替所はわかりにくいと思われたので、人気レストランをタクシーの目的地に設定したのでした。
ミャンマーでは、日本円の両替は空港の両替所ですら扱っていませんでした(注:2018年2月時点の情報)。
日本で米ドルに換えて持ち込む方法、日本円両替可能な街中の一部の両替商で両替する方法、ATMでカードキャッシングする方法がありますが、私は「日本円両替可能な街中の一部の両替商で両替する方法」を一番確実・お得な方法と思い、選択しました。

お目当ての両替所「ユニティ・マネーチェンジャー」の営業開始時間は午前8時30分。
あと20分ありますが、まずはお店を探します・・・が、地図を印刷してきたものの、見つけられません。
確かこの辺のはず・・・だけれど、それらしいお店はなし。
ひょっとして、移転しちゃったのかなぁ。困ったなぁ・・・と思いつつ、時間もまだ早いし、その辺を散歩してみます。









う~~ん、どうも両替店がありません。時間はもう午前8時30分を過ぎています。
たまらず、両替店の写真を見せながら、恐らく近所であろう携帯電話店に入り、聞いてみます。
私:この、写真の両替店知りませんか?この近くのはずなんですが・・・。
携帯電話店のおじさん:う~~ん、わからないけど、あっちのほうにあったんじゃないかなぁ・・・(と言って道の向こうを指さす)
私:ありがとうございました~~~。
このおじさん、適当なこと言ってるんだろうなぁと思いつつ、一応おじさんの指さした方向に行ってみますが・・・。やはりありません。
ここは原点に戻って、地図で最初にココだと思った場所に再度行ってみます。
すると・・・、ありました!「ユニティ マネーチェンジャー」!
シャッターの状態だと看板が小さくて、目立たなかったんですね。時間はもう8時45分ですが、まだ開きません。あれ、今日は休みなのかな・・・。
両替ができなかった時のサブプランは、近くの「シャングリラホテル」でのATM利用です。
そっちに行くしかないかな・・・と思いながらしばらくお店の前で立っていると、シャッターが空く気配が!
8時30分の開店時間から遅れること20分、今開きました~~~(^^)/


札束21個を無事ゲット!
さて、もちろん私たちが一番先に来ていたお客ですが、一緒に待っていた数人のミャンマー人を先に通します。両替の様子を見るためです。
様子を見ていると、お札はキホン500チャット札100枚の札束で出すようです。
希望すれば1,000チャット札ももちろん可能。
お札は全て計数機で枚数を数えてから束にして出しています。
レシートも完備。
これは安心して両替を頼めそうです。
事前に携帯電話の電卓で、自分がもらえるだろうお札の数を見せて確認。
大丈夫、私の計算通り、9万円で、1,066,500チャット(500チャット札2,133枚)もらえるようです。
見ていると、500チャット札100枚は100万円の札束くらい。100万円の札束、結構薄いんですよね。
21個、パパのリュックに十分入りそうです。
まだ午前9時前。強盗団はまだ寝ている時間帯でしょう(^^;。
かくして私たちは無事9万円をミャンマーチャットに両替し、札束21個をパパのリュックに詰め、その状態でここから徒歩10分で行ける次の目的地「スーレ―パヤー」に向かったのでした。
スーレーパヤーまでの風景
午前9時と言えど、結構気温が上がって暑くなってきました。途中でコンビニがあったので、冷たいジュースか何かないか、寄ってみました。



ミャンマーのコンビニでも、日本のお菓子がたくさん売っていて、日本語の表示がたくさんあって(日本のお菓子の偽物とか)、とても面白いです!
ここでも日本へのおみやげを買えそうです。
私たちはミャンマー語の星座のミニ本を家族4人分4冊買って、コンビニを出ました。


その後、こんな感じで、街の風景を楽しみながら、スーレーパヤーへと向かった私たち。
スーレーパヤーでは、ミャンマーの美女たちと交流します。
次回に続きます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません