ストックホルム：ガムラ・スタンの地下レストラン「モビッツ」でお値打ち？ランチ(1歳＆4歳:子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯74)
※令和３年８月７日、記事を大幅に加筆しました。
【これまでの旅程】
１日目：羽田から北京経由でスウェーデンのストックホルムへ
２日目：ストックホルム市内観光。その後、夜行フェリーでフィンランドのトゥルクへ
３日目：ムーミンワールドとトゥルク市内観光
４日目：トゥルクから特急列車でヘルシンキへ。午後はヘルシンキ市内観光
５日目：ヘルシンキ市内観光。世界遺産：スオメンリナ要塞島など。
６日目：国際フェリーでヘルシンキからエストニア：タリンへ。パパと長女でタリン観光。次女が40.4度の発熱、救急車で病院へ。
７日目：午前中はホテルで待機、午後にタリン旧市街観光。夕方、ストックホルム行きのフェリーに乗船。
８日目(今日)：朝６時起床。船内で朝食。エストニア時間午前９時15分着かと思っていたら11時15分だとわかって船内でお買い物＆船内探検をしました。スウェーデン時間10時15分にストックホルム着。地下鉄を乗り継いでホテルにチェックインしました。
【11:50】ホテル着。チェックイン後、お部屋で一息ついて、ストックホルム観光に出発します。
次女の体調は、今日は朝からずっと平熱、異状なし。
今日は、ストックホルム随一の観光名所、ガムラ・スタン（旧市街）に向かいます。６日前にストックホルムにいた時は行かずに、敢えて今日のために取っておいたんですよね～(^^)/。
【2016.7 子連れ北欧旅行：９日目その３】
地下鉄でストックホルム旧市街へ
【12:30】「コネクト シティ ホテル」を出発。スーツケースがないと楽でいいわぁ～～(^^)/
フライドヘムスプラン（FRIDHEMSPLAN）駅までの600mを、今度は写真を撮りながら進みます。
この辺は全く観光地ではないのですが・・・、どうしてこんなにきれいなんでしょう、ストックホルムの街って(^^)/
建築物の高さ規制があるのか、高層ビルはまるでなくて、道路は広～く区画されていて、街が明るいんですよね。高速の自転車多数。車代わりに自転車を使っている人が結構いる印象です。
地下鉄でガムラ・スタンへ
【12:50】地下鉄に乗車。
【13:05】T.CENTRALEN駅で乗り換えて駅１つ、ストックホルム旧市街への玄関口：ガムラ・スタン駅で下車。
ガムラ・スタン駅に着いたところで、抱っこ紐に入れていた次女がウンウン言い出します。元気いっぱいで、抱っこ紐の外に出たいようです。
ベビーカーで寝ていた長女も起きたみたいなので、長女にベビーカーを下りて自分で歩くように言うんですが、なかなかすんなりとは譲ってもらえないんですよね(^^;
何とか長女に頼んで、次女をベビーカーに乗せることに成功！
長女も、最初ごねてた割には、ベビーカー下りたとたんに元気に歩き始めました。
ホームのエレベーターが面白い
私たちはベビーカーなので、駅では（あれば）必ずエレベーターを使います。
スウェーデンの駅のエレベーター、面白いんですよ～。
まず、ドアは手動でガチャっと開けます(^^)/。
エレベーターの中に入っても、カゴが「箱」になっていなくて、３面しか囲われてないんです。１面はスッカスカで、エレベーターの向こうの壁が丸出し。「ここを触ってはいけません」の注意紙も。
長女と次女の攻防
駅を出る所で、次女が泣きだしました。長女がベビーカーの次女に何かしたようです。
次女：うえ～～ん！！
私：どうしたの！？ 長女！ 次女に何かしたの？
長女：次女ちゃんが、私の手を思いっきり噛んだの！ だから、「痛い！！ 今、このくらいで嚙んだんだよ！」って言って、次女ちゃんの手を同じくらいの力で噛んでやったの！
私：（ナハハ・・・・・）。
人の手を噛んではいけませんね。次女は言ってもまだわからないし、いい教訓になったことでしょう。放っておいて先に進みます。
「るるぶ」の地図だけを頼りに旧市街に入る
さすがは観光の中心、ガムラ・スタン駅はたくさんの観光客でにぎわっていました。
外に出ると・・・。とにかくきれいなんですよね、街並みが(^^;
私たちが持つ情報は「るるぶ 北欧」のみ。そこに載っている小さな地図だけを頼りに、旧市街へ足を踏み入れます。
もう午後１時を過ぎているので、お昼にします。お昼をどこで食べるかは決めていて・・・。地図を見ながら、駅に近い位置にあるレストランを目指します。
「るるぶ」の情報と全然違う！
【13:15】ゆっくり10分ほど歩いて、レストラン「モビッツ」に到着！
「るるぶ」で一押しのレストランとして紹介されていましたので、迷わずここに。ランチ営業は土・日のみみたいですが（るるぶ情報）、今日は土曜日なのでランチもやっています。
「るるぶ」によれば、「ランチ89クローネ（1,080円）～も人気」とのこと。北欧は日本よりも物価が高いので、観光地で1,100円のランチというのは貴重な存在なのです。
ここは、昔の地下倉庫を改造したレストランということで、建物がバーンと見えるわけではありません。
入口が若干わかりにくい（どうしても目立たない）のですが、お店のお姉さんが入口に立っていてお客さんを地下のお店に誘導していました。
ここに来るまでにいろんな素敵なレストランがあって、目移りしました・・・(^^;
【13:20】入ってみると、お客さんは私たちのほか２～３組だけ。少し寂しい気もしましたが・・・、逆に、他のお客さんに気を遣わずに食事を楽しめるんだと気付き、ラッキーに思いました。
さて、メニューを拝見。
「ランチ89クローネ（1,080円）～も人気」なのは、るるぶで見て知っていますから！！
「ランチ」、「ランチ」はと・・・・。
「89クローネ」、「89クローネ」はと・・・・。
それにしてもこのメニュー、凝った字体を使っていて、解読しにくい・・・(^^;
えっと・・・・。
ってゆーか、そんな安いメニュー、どこにもねーじゃねーか（怒）！！！
メニューには「ランチ」の記載はなく、夜と同じメニューでした。お値段は、メインの中では一番安いと思われるミートボールで145クローネ（1,740円）。
やられた～～～(^^;。
私たちもいつも頼りにしている情報誌「るるぶ」ですが、残念ながらいい加減な記事も混じっています。レストランの値段は特に注意が必要。私が「騙された」と感じたことはたびたびありますから・・・。英語等に抵抗ない人は、ホームページで事前確認できればベストです。
ま、こんなことも海外旅行あるある。いちいち怒っていては旅行はできません。
気を取り直してあらためてメニューを確認
気を取り直して、私たちが注文したのは、
・ミートボール（145クローネ／1,740円）
・ビーフステーキ（189クローネ／2,268円）
・生ビール「Stor stark 400ml」（56クローネ／672円）
いずれも税込み。合計390クローネ（4,680円）。
物価の高いスウェーデンの、しかも旧市街のお店でこの値段は、これでも結構良心的なほうのお店だと思います。
お店の中は、お客さんが少なくて静かなこともありますが、昔の雰囲気を残した空間で薄暗く、ムーディーというかややフォーマルな印象。あんまり騒いじゃいけないような雰囲気を感じました。
まずはパンを数種類持って来てくれます。これこれ。この甘くないパンがおいしいんですよね～～(^^)/ ほんのり塩味が効いている感じ。子どもたちもおいしいおいしいと、喜んで食べました。
また、おせんべいに似た、カリカリした固いパンも。これはおやつ風ですね(^^)/
ミートボールは、小ぶりのハンバーグがゴロゴロした感じで、とってもおいしい！
そしてステーキ・・・。これ、本当に2,300円！？と思うくらいに立派なステーキ（北欧の高い物価を加味すれば）！ 味も超おいしくて、パパと長女で喜んで食べていました。
パパは冗談で「俺、夕ご飯もここでいい～～」と言っていました（これ、後で出て来ます）。
次女は食べ終わった後、テーブルのいたずらを始めて、テーブルの塩を倒したりしたので、最後の方はパパが座ったまま次女を肩車して遊んでいました。
ガムラ・スタンの中心に向かって
【14:50】「モビッツ」から出てきました。
外は明るい～～！
これから向かうガムラ・スタンの中心には、大広場、ノーベル博物館、王宮など、ストックホルム観光のど真ん中たちがズラリと揃っています。
よし、いくど～～～！
ストックホルム旧市街で教会を訪ねる次回に続きます。
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