ストックホルムからフィンランドへ向かうヴァイキング・ラインのフェリーの中でディナータイム(1歳&4歳:子連れスウェーデン・フィンランド・エストニア旅 ♯20)
【これまでの旅程】
1日目:羽田から北京経由でスウェーデンのストックホルムへ。アーランダ国際空港で数々のトラブルに見舞われながらも、鉄道と地下鉄を乗り継ぎ、ホテルにチェックイン。
2日目(今日):深夜2時30分起床。ホテルのレストランで朝食を摂り、午前8時前にホテルを出発。地下鉄で、ストックホルム中央駅へ。コインロッカーに荷物を預け、ストックホルム市庁舎(旧市庁舎)へ。英語のガイドツアーに参加しました。
その後フェリーに乗り遅れ、パパと大ゲンカ。1時間後のフェリーでドロットニングホルム宮殿へ。宮殿を見学後、再びフェリーで戻り、ベーテ・カテン、セルゲル広場とまわってきました。
その後、ストックホルム中央駅で荷物を受け取り、何とかギリギリ、フィンランド行きのフェリーターミナルに到着しました。
【19:00】道がわからなくてビビりながらも、奇跡的に、ヴァイキング・ラインのフェリーターミナルに到着!!
【19:05】私たちを椅子に座らせ、日本で印刷してきたバウチャー(予約確認書)を出して、パパがチェックイン手続きにカウンターに向かいます。
集合時間(チェックイン締め切り時間)は午後7時ですので、若干の遅刻。ですが7時30分が本当のチェックイン締め切りだという情報をゲットしていましたので、多分大丈夫でしょう!
私たちが乗るのは、フィンランド第3の都市:トゥルク行きのフェリー。
バウチャーを見せるパパに対して、窓口で対応した絶世の美女係員が放った言葉。
絶世の美女:これ、3人分の予約になっていますよ・・・。
パパ:ええええええええええっ!!!!!!!!!
一瞬、頭が真っ白になりました(パパ談)。
【2016.7 子連れ北欧旅行:2日目その13】
パパの突破劇
一難去ってまた一難!
パパはあわててバウチャーを見直しますが、どう見ても大人2人、子ども1人、幼児1人の4人の予約になっていて、4人の名前も入っています(4人部屋の個室も押さえています)。
システム上で「幼児」が見落とされているのかな・・・。
パパ:私たちは4人です。ほら。。。(バウチャーに記載されている4人の名前を見せながら、4冊のパスポートを出して確認してもらう)。
パパ:(紙を指さしながらゆっくりだけど必死に説明)
絶世の美女:(あ、ほんとだ、みたいな表情で)あ、すみません、4人で予約されていました。
パパ:(もう~~~、驚かさないでくれよ~~~(^^;)
メチャクチャ焦りましたが(パパが)、チケットを4枚ゲット。
パパが戻ってきて私に報告します。
パパ:焦った~~! 3人の予約になっていますって言われたけど、すぐ「ミステイクだ」って(^^;
かわいいからって、やめてよ、そんな「ミステイク」・・・。
ちなみに、突破できなかった時もあります↓
成田空港で搭乗拒否され家族4人10日間のカンボジア旅行をドブに捨てた実話
その時のお金の話↓
飛行機の出発翌日にキャンセル不可の航空券をキャンセルしたのにいくらか戻ってきた話
中国人団体客の姿
【19:15】2階の乗船フロアに移動。
出航は午後8時。大勢の乗客でごったがえしていますが・・・。
その半分以上は、中国人!
中国語がすごい・・・にぎやかで(^^;
ツアー旅行なんでしょうが、北欧旅行できるなんて、それなりの裕福層だと思われます。少なくとも私たちよりは・・・(^^;
スウェーデンまで来て、中国語の中に身を置くとは思っていませんでした。はたから見たら、私たちも中国人です(^^;
ま、そんなことはどうでもいいこと。
今はとにかく、ここにたどり着いて、フィンランド行きのフェリーに無事チェックインできたことが全て。
よくチェックインできたな。。。改めて、パパの作ったプランのメチャクチャさ私たちの旅能力を再確認できました。
船内で夕ご飯の相談をします。
パパ:フェリーにはたくさんのレストランがあって、食べ放題のビッフェもあるみたいだよ。事前調査によると、ビッフェは大人1人4,000円くらい、ビールも飲み放題だって。
私:子ども料金がわからないし・・。きっとこの中国人の皆さん、みんなビッフェよ。
パパ:あ、そっか、じゃ、ビッフェはやめよう(^^; どのみちママはお酒飲めないしね・・・(^^;
海外で「ビール飲み放題」にチャレンジしてみたかったようなパパでしたが、さすがに中国人の団体客の皆さまにおじけづいたようです・・・(^^;
私たちは小食だし、食べ放題よりも普通のレストランのほうが落ち着いていていいのです(^^)/
長女はベビーカーの中で起きだして、手いたずらを始めました。
スーツケースについていたバーコードのシールをはがしては、自分の手に貼りだしました。
次女は抱っこ紐ですやすや・・・。
【19:40】出航20分前になって、ようやく乗船開始しました。
中国人の皆さんが先に行きますので・・・、私たちはゆっくり。どうせ個室ですし。
ゲート2から乗船しました。
車両のチェックインは7時前からやっていました。
【19:55】長~い通路をスーツケース2つを押して進むこと5分。ようやくフェリーに乗船!
私たちがほぼ最後の乗船でした。
フェリーの個室で長女が爆睡
船に入ってすぐの場所にチェックインカウンターがあり、そこでチェックイン。部屋の鍵を受け取り、まずは個室を目指します。
私たちの部屋のグレードは「内側キャビン(車両デッキ下)」。簡単に言うと、一番グレードの低いお部屋です。
車両デッキ(車両を積んでいる階層)は「3階」。私たちはその下の「2階」の部屋。3階がちょうど水面の位置ですので、私たちの部屋は水面下。
「2023号室」でした。
船が浸水したら、真っ先に溺れる部屋です(^^;
もちろん窓もありません。
【20:00】部屋に着いてドアを開けると、窓の代わりに、壁に「窓の絵」が描いてあって笑っちゃいました(^^;
子どもたちは2人ともぐっすり。
すぐに船の中を探検したり夕ごはんを食べに行ったりしたいのに、困りました(^^;
書き置き作戦
さて、どうしようか。
長女はついさっき寝たばかり。歩き疲れた上にターミナルの待合室で騒いでいたので、疲れたんですね。
寝たままベビーカーに入れてレストランに連れて行けばいいのですが、ここで動かすと起きてしまいそう・・・。眠たい子どもを起こしてしまうと、グズって大変なんですよね・・・。
よし、とりあえず長女はしばらくここで寝かせておこう!
長女は年中組、もうすぐ5歳。
30分後に迎えに来ることにして、ひらがなで書き置きを残していくことにしました。
さずがに1歳の次女は連れて行かないといけません、寝たままベビーカーに乗せて・・・と思っていると、次女が目を覚ましました(^^)/
次女:ママ・・・。(まだ、ママ、パパくらいしか言えません)
船は動き出したようでした。
まずは9階デッキへ!
【20:10】長女を部屋に寝かせたまま、次女をベビーカーに乗せて、まずはサッと船内探検。
エレベーターの前に案内図がありました。
フムフム・・・、4階がフロント、3階が車両、2階がここ。8階がレストラン、9階が屋上デッキのようです。
まずは9階、屋上デッキへ行ってみます。
9階に着いて、屋上デッキに出ると・・・。
フェリーは、すでに港を出港し、進んでいました。
夕日? がまぶしいです。もう夜の8時をまわっているのにこの明るさ。信じられない・・・。
遠くに、ストックホルムの街が見えました。いくつか見えたタワー、どれがセルゲル広場の塔かな~~。
【20:20】外は肌寒く、お腹も空いているので、8階のレストランへ向かいます。
ヴァイキング・ラインのレストランで夕食(外明るいけど)
【20:25】8階のレストランをちょっとウロっとすると、メインのレストランを発見。
このレストランは、「料理3つで100クローネ(1,250円)」「料理5つで156クローネ(2,000円)」というわかりやすいシステムのようです。
そして、おいしそうな料理がショーケースの中に並んでいます。これなら、私たちにも注文できそうだ・・・。ここで買って、自分で運ぶのね。これならチップの心配もないぞ・・・。
窓際の席はもういっぱいでしたが、中側の席が辛うじて空いていたのでそこを確保。まずはパパが注文に行きます。
パパは、「3タパス(料理3種)」と生ビール(Lapin kulta pint)で、152クローネ(1,900円)。
スモークサーモン、牛肉料理、チーズのフライ(パパは魚のフライだと思って持って来た)。
【20:40】注文する私を見ながら、パパはさっそく生ビールをぐびっ。
ここまで、本当に大変だった・・・。乗れないかと何度も思った・・・(^^;
私は、「5タパス(料理5種)」とカフェラテで、182クローネ(2,300円)。
スモークサーモン、キッシュ、パン&チーズ、小エビのサラダ、チーズのフライ(私はコロッケだと思って持って来た)。
スモークサーモンとチーズのフライがみごとにかぶりましたね(しかもチーズのフライは2人とも別の物だと勘違い)。
ここでパパが、部屋に残してきた長女の様子を見に行きました。
起きていたら連れてきますが・・・、まだぐっすり寝ていたので、そのまま寝かせてきた、とのことでした。長女、いったん寝たら絶対に1時間は起きませんから・・・。
周囲は西洋人(白人)ばかり。東洋人は私たちだけ。たくさんいた中国人の皆さんは・・・おそらく、別の階の専用ビッフェですね。
すかさず窓際の席へ移動
【20:55】出航後すぐに食事を始めた人たちがポツポツと帰りはじめ、窓際の席が空いたので、すかさず席を移動。窓際の席をゲットしました。
船の中で景色を眺めながらディナーなんて、本っ当に最高。
厚あつとしたスモークサーモンを食べてびっくり。
塩辛いんです。
えっ!! これは・・・。
今朝、ホテルの朝食でニシンを食べた時も塩辛くてびっくりしましたが、同じ感じ。日本のスモークサーモンとは全然違う食べ物なんですね~~。
ビールのおつまみにはちょうどいいみたい。
おっぱいが終わった次女は、ソファで元気に遊び始めました。
チーズやサラダを少し食べさせます。
長女を8階のレストランに連れてくる
【21:15】さて、部屋を出てきてすでに1時間以上。
私たちの部屋は事故に遭うと水没するので狭いので、今日はここでゆっくりするつもりです。
起きていようがいまいが、そろそろ長女を連れてこようかな。
パパが再び部屋に戻ると、長女はまだぐっすり。寝ているのをパパが抱っこして連れてきましたが・・・、起こされてしまって長女は不機嫌。
私の上にガバッと乗って、すぐまた寝始めました。
夕ご飯、食べてもらいたいんだけど・・・。お腹空いてないのかな・・・(日本時間は朝4時15分)。
次女は元気で、私と「いないいないばぁ」をしたり、私の顔をつかんだり。
ずっとここでゆっくりしたかったですが、トゥルク到着は明日の朝7時35分。
7時までには下船準備を終えたいので、それを考えると早起きが必要です。シャワーも浴びなくてはいけないし、部屋に戻ることにしました。
結局、長女は最後まで起きず。
長女のために残しておいた料理は、パパが赤ワインのつまみにきれいに食べました。
パパが1人で屋上デッキ散歩
【22:00】部屋に戻って来ました。ひと遊びして、次女もぐっすり。
まずは子どもたちをベッドに寝かせると、いつも家で寝る姿勢で寝始めました。
パパは、「俺ちょっと屋上を探検してくる」と言って外に出て行きました。明日の朝はバタバタしそうだし、船を探検して遊ぶ時間はなかったね。。。
私は先にシャワーを浴びます。
個室はシャワー・トイレ付。ごく小さいシャワーですが、問題なく使えました。
【22:20】船の散策を終え、パパが帰還。私に次いで、パパがシャワーを浴びます。
寝たと思ったら・・・
【23:00】私、パパ就寝。
2人とも2階で。左側のベッドにパパ、右側のベッドに私。
今日は本当に充実した1日でした・・・。
ストックホルム市庁舎、ドロットニングホルム宮殿、ベーテ・カテン、H&M、そして船での最高のディナー。
明日は朝からフィンランドです!
最後にクイズ:子どもたちが起きたのは、何時でしょう?(参考:私たちが寝たのは午後11時)
1:朝?1時45分
2:朝?2時45分
3:朝?3時45分
早起きの次回に続きます。
※夏の北欧へ!子連れ北欧旅行記を第1話から読んでみる方はこちら(全て無料)
【その他の子連れ海外旅行記など↓】
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