海外航空券のクレジットカード支払いができない時の対処法いろいろ ~決済画面で固まってしまった場合も~
子連れマレーシア旅行記の途中ですが、今日は、海外の航空会社のサイトで日本発行のクレジットカード決済がうまくいかない場合の対処法を紹介します。
ここに書く内容は、全て、1年以内に実際に私が体験したものです。
海外航空券を買うのが、コロナ以前よりも難しくなりました
海外旅行大好きな方は、2022年秋から日本入国の際のコロナに関する条件が緩和されたことで、再び海外旅行に行くべく、さっそく情報収集を始めていることと思います。
そこで、誰もが気付く、3年前(コロナ禍以前)との違い・・・。
ワクチンの接種証明云々ではありません。
航空券検索サイトで、海外行きの航空券を検索した時の衝撃。
何だこれ!
高い!
高すぎるだろ!!
そうなんです、私が見た所、コロナ禍以前(3年前)と比べて、海外航空券の料金は2倍近くに上がっています。
3年前は、ピーク時でなければ、経由便なら8万円程度で十分往復できたヨーロッパ。
今や、1人15万円前後~です(^^;(2023年1月現在、5か月後にあたる2023年6月の航空券を、1回以内の乗り換え条件で検索した検索した場合)
4か月後のゴールデンウィーク中の便なんて、最低でも往復20万円~。
コロナによる減便、ロシアによるウクライナ侵略、円安の3つの要因により、日本発の海外航空券(特にヨーロッパ方面)は、航空券の価格が高騰しているんですね。
アジア便だって、3年前の1.5倍にはなっていると感じます。
日本のクレジットカードでの決済で、頻繁にエラーが出るように!
おまけに、海外の航空券を購入する時に、すんなりいかないことが増えたように思います。
3年前はこんなことなかった(私は経験したことがなかった)んですが、今、海外の航空会社で高額な(合計20万円以上が目安)航空券をクレジットカード払いで購入しようとする際に、エラーが出てはじかれることがあります。
カードの不正利用防止のため、海外での高額利用にはシステム的にロックをかける仕組みなんですが、以前より厳しくなったような・・・。カードの不正利用が増えているからでしょうか。
さらに!
クレジットカード会社によるロックだけではない原因も。
それはレアケースだと思いますので、まずはクレジットカード決済時にエラーが出た時の対処法から紹介します。
エラーが出た後の対処法は、カード会社によって違います。以下の2つのパターンが代表的だと思います。
楽天カードの場合:すぐに不正利用確認メールが届く
2022年秋、航空券を購入する際、これに引っかかりました。
使用したカードは楽天カード(VISA)。
外国の航空会社の公式ウェブサイトで航空券を購入しようとしました。
クレジットカードの情報を全て入れて「支払い」ボタンを押すと、「支払いに失敗しました」という内容のエラーメッセージが英語で表示され・・・。
大いに慌てていろいろ確認すると・・・。
スマホのメルアドに、楽天カードから1通のメールが来ていました。
楽天カードの場合、あらかじめ登録してあるメールアドレスに、「この取引は本当にあなた本人による取引ですか?」と確認するメール(もちろん日本語)がすぐに届きます。
第3者による不正利用を疑って、この相手先(=航空会社)への決済に、楽天カードが自動的にロックをかけたんですね。
そのメールから、メールで示された楽天カードのウェブサイトにアクセスすると、6時間以内に限って、その航空会社を不正利用防止ロックから解除してくれるという流れ(確か6時間だった気が・・・)。
ただし、ロック解除後、もう一度イチからチケットの購入をやり直さないといけません。
家族4人分、海外への経由便の航空便チケットを買ったことのある人ならわかると思います。
家族4人の氏名のスペルを1字たりとも間違えてはいけない、姓と名は逆になっていないか、日時は正しいかを確認しながら、緊張感のある入力。
それをまるまるもう1回です(^^;。
6時間以内にもう一度購入すると、今度は決済に成功します。
追記:この後、同じ楽天カードで海外のテーマパークのチケットを購入しようとして不正利用防止ロックがかかったのにも関わらず、メールでの解除案内が届かないことがありました(楽天カードに電話したら、ロックがかかっていたことがわかりました)。
楽天カードなら必ずメールが届くわけでもなさそうです。
イオンカードの場合:メールは届かない。エラー理由は不明。カード会社に電話必要。
別のパターンもありました。
この時に使ったのはイオンゴ-ルドカード(VISA)。
航空会社は・・・、今は内緒で。日本発着便を多数扱っている外国の航空会社です(本当に行ったら、そのうち旅行記の中で紹介できると思います)。
航空会社の公式HPから、チケットを購入しようとしていました。
クレジットカードの情報を全て入れて「支払い」ボタンを押すと、「支払いに失敗しました」という内容のエラーメッセージが英語で表示され・・・。
あ、これ、自動ロックがかかったんだな・・・。
楽天カードの時と同じだ・・・。
楽天カードの時は、メールですぐに連絡があり、すぐに自分でロックを解除できたので、メールが届くものだと思って待っていました。
が・・・、イオンカードからのメールは届きません。
あれ・・・どうして連絡がないんだろう・・・。
購入しようとしていたのは夜間だったため、翌日、イオンカードのカスタマーセンター(電話番号はカードの裏に書いてあります)に電話しました。
私:昨晩、海外の航空会社のサイトで、航空券をイオンカードのクレジットカード決済で購入しようとしたら、決済エラーになったんですが・・・。
オペレーターのお姉さん:お調べします・・・。そうですね、不正利用防止の自動ロックがかかっています。
私:ロックを解除してもらいたいんですが・・。
オペレーターのお姉さん:わかりました・・・。今、ロックを解除しました。今から24時間以内であれば、ご購入いただけます。
私:ありがとうございました!
早速、帰宅後にもう一度航空券購入にトライ。
家族4人の氏名のスペルを1字たりとも間違えてはいけない、姓と名は逆になっていないか、日時は正しいかを確認しながら、緊張感のある入力。
それをまるまるもう1回です(^^;。
今度は決済に成功しました。
この流れの通りで、こちらからカスタマーセンターに電話をして確認しないと、ロックがかかったかどうかもわからないクレジットカードもあります。
必ずロックがかかるわけではない
日本のクレジットカード決済時の自動ロックにすっかり慣れてしまった私ですが、自動ロックがかからないで、すんなり購入できることもありました。
私の例では、今月(2023年1月)、ボロテア航空(スペインのLCC)の公式サイトで楽天カードを使って航空券を購入した際は、一発で航空券の決済が完了。
ウソ!? 一発で購入できた!!
これは、航空券の金額が安かった(5万円程度)からだったと思います。
支払画面でサイトが固まってしまう時の対処法
さらに、こういうこともありました。
今月(2023年1月)、セルビア航空の公式サイトで航空券を購入しようとした時の話。
いつものように、クレジットカードの自動ロックを意識しつつも、家族4人の氏名のスペルを1字たりとも間違えてはいけない、姓と名は逆になっていないか、日時は正しいかを確認しながら、緊張感のある入力。
しかも英語サイトで(^^;
私なんて、英語できないから、「GOOGLE翻訳」で、メッセージを翻訳しながら入力ですよ(^^;
スペインのボロテア航空のサイトでもそうだったけどさ・・・。
で、いよいよ決済画面。
「購入」をクリック!!
さて・・・、今回のチケット代は8万円。ロックかかるかな、購入に成功するかな・・・。
使用カードは楽天VISAカード。
うきうき、わくわく・・・。
ドキドキ・・・。
ドキドキ・・・。
・・・・・・。
おい?
動かない??
だからさ、エラーなんでしょ??
固まった?
え、ウソ!?
ここで固まるか!?
決済できたのか、できなかったのか、それだけが知りたい!!!
購入完了のメールが届いていないか、メールをチェックするも、メールは来ていません。
楽天カードなので、不正利用防止のメール連絡が来ていないか確認しますが、前回の航空券購入時のようなロックお知らせメールも来ません。
ブラウザの「戻る」ボタンは押さないでくださいと表示があるし、固まったと思いつつも、念のためそのまま半日放置。12時間後、パソコンの画面を確認すると、依然固まったままでした(^^;
翌日、楽天カードのカスタマーセンターに電話
明らかに固まっているのでサイトは落とし、翌日、楽天カードのカスタマーセンターに電話しました。
私:昨晩、セルビア航空の公式サイトで航空券を購入しようとしたんですが、サイトが固まってしまって・・・。クレジットカードの方に請求が来ていないか、それとも不正利用防止のロックがかかっていないか、確認したいのですが・・・。
私:購入完了のメールが届いていないし、恐らくは先方のサイトの方の問題とは思うんですが、念のため・・・。
オペレーターのお姉さん:そうですね、今現在、おっしゃるような請求は来ていません。不正利用防止のロックがかかった形跡もありません。
私:そうですか! 安心しました!
とりあえず、請求が来ていないことが確認できて、安心しました。
他のカードで試してみる
その夜。もう一度、今度は他のカードで試してみることにしました。
今度は、イオンVISAカードです。
クレジットカードの自動ロックを意識しつつも、家族4人の氏名のスペルを1字たりとも間違えてはいけない、姓と名は逆になっていないか、日時は正しいかを確認しながら、緊張感のある入力。
いよいよ、購入画面!!!
ポチッ!!
~決済プロセス中・・・~
今度はどうかな・・・。
行ってちょうだい・・・!
と、待つこと2時間。
また、同じ画面で固まりました(^^;
パパが手あたり次第「購入」を・・・
私はパパに相談しました。
私:パパ、またこの画面で固まっちゃった・・・。
パパ:そうだなぁ、明日、請求が来てないかどうか、今度はイオンカードに電話して確認しないとだね・・・。
この時、パパは酔っぱらっていました。
パパ:多分、昨日の楽天カード同様、航空会社からの請求は来ていないのさ。ママの入力が悪いのかもしれない。今度は俺がやってみよう!
私:お願い・・・。
私は、「家族4人の氏名のスペルを1字たりとも間違えてはいけない、姓と名は逆になっていないか、日時は正しいかを確認しながら、緊張感のある入力」をやり続け、もうすっかりいやになっていました。
パパは何と、昨日失敗した楽天VISAカードでもう一度チャレンジ!!
家族4人の氏名のスペルを1字たりとも間違えてはいけない、姓と名は逆になっていないか、日時は正しいかを確認しながら、緊張感のある入力 Byパパ・・・。
その結果、やはり同じ画面で固まってしまいました。
パパ:VISAカードがダメなのかもしれない! MASTERCARDでやってみよう!
今度は、ANAマスターカードでチャレンジ。
家族4人の氏名のスペルを1字たりとも間違えてはいけない、姓と名は逆になっていないか、日時は正しいかを確認しながら、緊張感のある入力 Byパパ本日2回目・・・。
MASTERCARDでもダメで、また、固まってしまいました。
いや、セルビア航空の航空券、同じチケットをもう4回も「購入」しています。3日後とかに、「購入ありがとうございます! 支払金額は8万円です」とかいう英語のメールが4通連続で届かないといいんですが・・・(^^;
旅行会社に逃げるか
さて困った・・・。
今回のセルビア航空のチケットは、私たちの次のヨーロッパ旅行の行程上、絶対に押さえなくてはいけない航空路(陸路での移動が困難な都市間移動)なのです。
航空会社の公式サイトが無理なら、旅行会社経由でチケットを購入する手があります。
スカイスキャナーでの検索結果では、さまざまな旅行会社経由で航空券を購入することができるとわかります。
私たちは過去に、expedia、エアトリ、gotogate、mytripの各社で航空券を購入した経験があります。
ただ、旅行会社経由でチケットを購入していたために姓と名が逆になった予約で搭乗拒否された(カウンターでの修正ができずに搭乗拒否された)、あの時の二の舞には絶対に避けたい。
だから、できれば、航空会社の公式サイトで直接航空会社から買いたい。
そこで、原因究明のため、「ブラウザバックボタンからのバック」や「ページ更新ボタンでの更新」をしてみることにしました。
原因は、ブラウザのセキュリティレベル設定だった!
例の、固まった画面から、更新ボタンを押してみると、英文でエラー表示が出ていることが分かりました。
その英文が、本当に意味不明で・・・。
Google翻訳で訳してみると、どうも、
「エラー:席の確定の前に購入手続きがされています」
という意味のもののようです(この画面コピーは保存し忘れてしまいました)。
何だこれ・・・。
パパ:(ひょっとして、何らかの原因で、サイトがうまく動作していないんじゃないか。考えられることは・・・)
パパは、「microsoft edge」の右上の「…」ボタンを押し、「設定」→「プライバシー、検索、サービス」を選択。
詐欺サイト対策などから「厳重」で設定していたセキュリティレベルを、「バランス(推奨設定)」に変更。
その後、セルビア航空の公式サイトに再びアクセスし、家族4人の氏名のスペルを1字たりとも間違えてはいけない、姓と名は逆になっていないか、日時は正しいかを確認しながら、緊張感のある入力 Byパパ本日3回目・・・。
最後、「購入」ボタンをクリック・・・。
数秒で、「予約完了」の表示が!
すぐに、予約番号などもメールで送られてきました。
できた~~っ!
突破しました!!
ブラウザ(インターネットでホームページを見るときに使っているアプリ)のセキュリティ設定の問題だったんですね!
多くの航空会社のサイトでは、セキュリティレベルを「厳重」にしていてもそれに対応していましたが、まれに、対応できていない航空会社があるようです。
度重なる入力作業に、心が折れる・・・
この一連の航空券購入作業で、もう何回、家族全員のパスポートNoを入力し、生年月日を入れ、スペルを入れたかわかりません。
しかも、1字間違えればたちまちピンチに陥ると言う緊張感ある入力。
心がくじけそうになりました・・・(^^;
コロナ禍以前、3年前までは、こんな苦労はしたことありませんでした。
これも、社会情勢の変化なのでしょうかね・・・。
次回、マレーシア旅行記の続きに戻ります。
クアラルンプールのホテルで、夜、保育園年長組の長女がプールで足を怪我した日の翌日のお話です。
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ディスカッション
コメント一覧
私は大丈夫でした。先日、Emirates,Austrian,Etihadで海外航空券を購入しましたが一度もフリーズしませんでしたよ。すんなり購入出来ました。チケットは大人4人ビジネスです。カードはダイナース、amex,masterを使いました。コロナ前と何一つ変わる所は無かったですが、、、。
コメントありがとうございます(^^)/
3年前と変わらず、全く問題ない方も多いのかもしれませんね。私の勘違いかもしれないので、断定的にならないよう、最初にアップした記事の文章を少し修正しました。
私の方は、海外航空券購入の際、相変わらずクレジットカードの不正利用防止が働いてしまうことが多いです。イオンカードに電話したら、2段階認証?にしてないと不正利用防止のロックがかかりやすくなるのだそうで、その設定を勧められました。
お久しぶりです。
私も海外旅行を再開しようと思っていたので、クレジットカードのロックの件など大変参考になりました。
それにしても最近の航空券が高すぎますよね。
私の予算では、残念ながら東アジアに行くのが精いっぱいです。(笑)
今年の海外旅行の話を楽しみにしております!
コメントありがとうございます(^^)/
本当に航空券は高くなりましたし、クレジットカードのガードも固くなりました。家族全員の家族情報の入力とカード情報の入力×2回は、我が家では常識になりつつあります。
東アジアですと、私は子連れ香港旅行を狙っています(具体化はしていませんが!)! 香港のディズニーランド、行ったことなくて(^^)/
香港いいですよね!
2016年に家族で香港旅行した際、ディズニーランドに朝から晩まで2日間入り浸りました。
行列がほとんどなく、キャラクターも独占できるので子供たちに大好評でした。
ずいぶん昔に香港に5年ほど住んでいましたが、そのころとは雰囲気も物価も相当変わったのが残念ではあります。
それでは。
コメントありがとうございます(^^)/
香港ディズニー、子どもが大きくならないうちに行っておかないとですね(アセアセ)(^^; それにしても、海外に住んでいたなんてすごい・・・。
私たちの方は、先日、オーストラリア旅行から帰って来ました。まもなく、海外最新情報のblogに切り替わる予定です(^^;
こんにちは
いつも楽しく拝見させていただいております(^^)
今回は楽しくという言葉は
相応しくないですね^^;
こんな壮絶な経験をされていたんですね(T_T)
まさかの空港まで行って搭乗出来ないなんて…
姓名が逆になってただけでしょ?と
素人的には思ってしまいます
旦那様のショック度合いを想像してしまうと
本当にお気の毒だと思います
私もそこまで海外に行く訳ではないですが
航空券を自分で取るようになってきているので
気をつけなければと思いました(^_^)
コメントありがとうございます(^^)/
本当にこの時のことは痛恨で、今でもトラウマになっています。
この直後にコロナが始まったので、何を隠そう、私たち家族の海外旅行は、この時で止まっているのです!
うちの主人は、今でもこの時のやりとりを一言一句思い出すと言っています。
何がショックだったって、この記事に寄せられた皆さんのコメントにもある通り、スペルの間違いがなければ、姓と名が逆でも、乗せてくれる航空会社が多いらしいということが、その後で分かってきたことです。あの時、そのことを知っていて、チェックインカウンターでしっかり主張出来ていたらと思うと・・・。
数年ぶりに海外から日本に帰ろうとしたら全然航空券が買えず、大した金額でもないのになぁと、、画面がかたまるわけではなく、決済ができないだけなので、ロックがかかったんですよねきっと。
カード会社に電話するにも時差があるのでめんどくさいなぁ、、とほほ、落ち込んでいるところです。はげみになりました。大変参考になりました。ありがとうございます。
コメントありがとうございます(^^)/
クレジットカードのロック、「ただ今の支払いにロックかけました」とか、カード会社がメールで連絡くれればいいのに、連絡がないんですよね基本(^^; ロックをかけたかどうかさえ、電話で確認しないとわからないという・・・(^^;