シンガポールへ向かう途中、ベトナムの空港の椅子で夜を明かす(2歳&5歳:子連れシンガポール・マレーシア旅 ♯3)

シンガポールへ向かう途中、ノイバイ国際空港のロビー(ベトナム:ハノイ)で一泊します。

2歳児(保育園未満児クラス)と5歳児(保育園年長組)を連れて、9泊10日間の日程でシンガポール・インドネシア・マレーシアをまわる、東南アジア3か国周遊旅行記(以下「子連れシンガポール・マレーシア旅行記」)の、はじまり~~、はじまり~~。

このお話は、子連れシンガポール・マレーシア旅行記の第3話目になります。第1話、第2話をまだお読みでない方は、第1話:旅のプランニングからお読みください↓。

【2017.7 子連れシンガポール・マレーシア旅行:1日目】

マイカーで羽田空港へ

【5:00】東北地方の自宅を出発。

今日は7月上旬の土曜日。

8時間かけて、羽田空港へ向かいます。

到着予定は午後1時。飛行機の離陸時刻は午後4時35分ですので、離陸3時間半前に空港近くの駐車場に到着、離陸3時間前には空港に着くことができるでしょう。

今回は首都高経由。渋滞やルート誤りを想定し、最低でも1時間、できれば2時間の余裕は持っておかなくてはなりません。

さて、実際は、首都高までは渋滞もなく、順調そのもの。空港に早く着いてしまいたいとパパがノンストップで運転したおかげで、予定よりかなり早く首都高まで到達。

パパは、首都高の運転が大の苦手。特に、車のナビのデータが古くて新しい道路に対応していませんし、グーグルマップのナビで首都高の運転は、ある程度ルートがわかっていないと危険なんです。

1年前の北欧旅行の時に、首都高にはこりごりしていました。

ただ、1年前の経験もあり、また事前にルートマップをじっくり見ていたおかげで、何とかルートを間違えずに羽田空港の近くに到着!

予約していた民間駐車場に向かいます。

ホワイトパーキングの駐車場入口がわからない

予約していたのは、「ホワイトパーキング」という駐車場。

この駐車場、当時はまだできたばかりで、車のナビでの検索にも、何とグーグルマップの検索にもひっかかりません。

入口がわかりにくいらしいのですが、ホームページに案内は出ていましたので、プリントアウトして持参。

何とかなるだろう、と思っていましたが・・・

何とかなりませんでした!

パパは、右折か所を間違え、指定された所の少し手前の交差点で右折してしまいました。

いや、間違ったんなら、Uターンすればいいだろう・・・。

普通はそうなんですが、この羽田空港付近の道路は全て一方通行で、Uターンできないのです!

もう一度、さっきの方向から交差点に進入したいのですが、どうやったらあそこに戻れるのか・・・。

ナビの地図とにらめっこして、駐車場付近の住所検索を頼りに、大回りして元の地点に戻り、何とか駐車場への進入に成功!

午後1時到着予定の所、結局、お昼12時30分に駐車場到着。

首都高に着くまでが早かったのでそれほど慌てなくて済みましたが、これが離陸2時間前とかだったら超焦っていたと思います。

【12:45】駐車場に無事車を預け、シャトルバスで羽田空港へ向かいます。

ホワイトパーキングのバスで羽田空港に向かいます。

羽田空港でお昼ごはん

【13:00】羽田空港到着。

午後4時半の飛行機なので、まだ3時間半あります(^^)/。超順調。

チェックインもまだ始まってないし、まずはお昼ご飯にします。

いろいろ見て回ったあげく、吉野家の牛丼にしました。

パパは生ビールも。東北地方の自宅から羽田まで、長時間の運転お疲れさまでした。

旅行前の最後の食事は、吉牛です!
いかにも外国人が喜びそうな、日本テイスト満載の新しいエリアがオープンしていました。

出発が1時間遅延

【14:30】チェックイン開始。

しかし、離陸は1時間近く遅延する見込みとのこと。チェックイン、出国を早めに済ませてしまい、出発までのんびりキッズコーナーで遊ぶことにします。

【15:30】出国後、キッズコーナーへ。

私とパパも休憩です。

キッズコーナーに喜ぶ子どもたち。
次女の後ろでは、中国語が飛び交っています。中国人かな?台湾人かな?

機内で素敵なプレゼント

【17:00】搭乗開始。私たちは最後にのんびり搭乗。

【17:30】約1時間遅れで、ベトナム航空ハノイ行きVN385便出発。

ハノイまで、約5時間の空の旅です。

子どもたちは離陸は慣れたもの。全く気にしません。

シートベルトサインが消えるとすぐに、キャビンアテンダントさんが子どもたちにプレゼントを持って来てくれました。

ベトナム航空では、シールと迷路のセットでした!

よしよし、私たちは行きで2回、帰りで2回ベトナム航空の飛行機に乗るから、これを4セットずつもらえそうだぞ・・・(^^)/。

私たちはこれまで、いろんな航空会社の「子ども用おもちゃ」をゲットしています。大韓航空、アエロフロート・ロシア、中国国際航空・・・。

ちなみにLCCでは、おもちゃのプレゼントはありません。

お姉さんが素敵なプレゼントをくれました(^^)/
お魚さんのシールを、海の台紙に貼っていきます。

機内食は「ジャパニーズスタイル」or「ウエスタンスタイル」?

【18:00】機内食のサービス開始。

ベトナム航空のキャビンアテンダントさんから言われた言葉は、「ジャパニーズスタイル(和食)orウエスタンスタイル(洋食)?」。

すごい、和食か洋食かを選べるの!?

私たち4人、和食と洋食を2つずつお願いしました。

和食の方には、玉子焼きやかっぱ巻きなど、子どもたちの大好きなものがたくさん。喜んで食べていました。

ごはんが終わると、子どもたちは1時間ほど起きていましたが、2人ともぐっすり。パパだけ起きていたようです。

洋食。メインはビーフソテー。大人向けの味。おいしいです!
座席に、メニューが用意されていました。
ジンや日本酒も注文できるんですね! でも、結局パパはビールを注文。「HALIDA」という、発泡酒みたいなあっさり味のベトナムビールでした。
ぱくっ。おいしいね~~(^^)/
パンをガブリ。奥に座っている長女は早くもゲームを始めました。
「私の牛乳、パパにはあげないからね!」

経由地のベトナムに到着

【20:30(日本時間22:30)】予定より1時間遅れで、ベトナム:ハノイのノイバイ国際空港に到着。

外は真っ暗になっていました。

着陸前に子どもたちは目を覚ましました。3時間ほどの「お昼寝」で、ご機嫌もバッチリのようです。

着陸は非常にスムースでした。

1時間飛行機が遅延すると、乗り継ぎ便に間に合うかどうかという心配が出て来る人もいたと思いますが・・・、私たちには全くその心配がありません。

なぜなら、私たちが次に乗るシンガポール行きの飛行機は、明日の朝7時35分発の便だからです!

乗り継ぎの待ち時間、11時間(^^;

11時間が10時間になったところで、痛くもかゆくもないのです。

ベトナムに到着。外は真っ暗でした。

空港で寝床を作る

【21:00(日本時間23:00)】ハノイの空港に入り、使われていない搭乗ゲートの待合に移動。

私たちが乗る飛行機は明日の朝7時半発なので、ここで夜を明かします!

ホテル代をケチるためと、空港から外へ出ることで生じる様々なリスクを回避するためです。

とはいえ、今はベトナム時間で午後9時。空港はまだ大勢の人が利用していてザワザワしていて、とても寝られる雰囲気ではありません。

しばらく、使われていない搭乗ゲートの所で椅子をくっつけて寝ころんだり、遊んだりしていました。

【21:30(日本時間23:30)】歯磨き、トイレ。

寝る準備に入ります。

パパは明日の行程のチェックなどでまだ起きています。私と子どもたちは先に寝ます。

【22:00】私と子どもたち就寝。

子どもたちはぐっすり。

私も意外と寝られました。

夜の11時を過ぎたあたりで、利用者がぐっと減り、あたりは静かになったようです(パパ談)。

【24:00】パパ就寝。

空港の中と言えど、貴重品を所持したまま寝るのはドキドキしました(パパが)。どうやったかは詳しくわかりませんが、盗まれないよう厳重にガードして寝たそうです。

空港に着いたよ~!
靴を脱いで、椅子の上に上がって遊ぼう!
勝手に椅子を動かして、子どもが寝るベッドにしました。これなら落ちないだろう・・。
これから寝る準備をします。まず、歯を磨こうか!

寝静まったノイバイ国際空港

【翌2:30】緊張からか、パパが目を覚ましたようです。

あたりを見回すと、お店は全て閉まり、照明も半分落ちて、私たち以外ほぼ誰もいない状況になっていました。

広いフロアで、朝の飛行機待ちで寝ている旅行者はほんの数人だったそうです。

深夜2時半の様子。この辺りには私たちしかいません。ずっと向こうの方に、寝ている旅行者がポツリ、ポツリ。

事件が起こる次回に続きます。

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