マンダレー駅の朝のお散歩でスラムを見る(2歳&6歳:子連れミャンマー旅 ♯16)

【写真】マンダレー駅の裏手には、バラック小屋で住む貧しい人々の姿が。

【これまでの旅程】
出国前日:1週間39度前後の発熱が続いた次女の熱が出発日の朝下がり、夜9時に家出発。車中泊。

1日目:離陸90分前に成田空港到着。午後4時30分ヤンゴン着。タクシーでホテルへ。具合の悪い私をホテルに残し、パパと長女の2人で、ヤンゴンの街のレストランで夕食&シュエダゴォン・パヤー見学。

2日目(昨日):ヤンゴン市街地観光。スーレーパヤー、ヤンゴン動物園、ガーデンビストロ、ハッピーワールド、シュエダゴォン・パヤーとまわり、アウン・ミンガラー・バスターミナルでマンダレー行きの夜行バスに乗り込みます。

3日目(今日):午前6時30分、マンダレー駅前に到着。タクシーでホテルに向かいます。

【7:20】「79リビング ホテル」のロビーの椅子で、バスでもらった軽食のパンで朝食を済ませた私たち。

今日はまずエーヤワディー川の港から船に乗り、遺跡の集まるミングォンという地域へ観光に行きます。

朝食の間に、パパが、フロントで、マンダレーからバガンへ向かうバスの予約をします。

【2018.2 子連れミャンマ―旅行:3日目その2】

マンダレー→バガンのバスは現地手配

ヤンゴンからここまで来るバスはインターネットを使って日本でチケットを購入しましたが、マンダレーからバガンへのバスはインターネットでの予約方法が(英語ができない私たちでは)わからず、現地手配することにしていました。

ちなみに、バガン→ヤンゴンのバスも、バガンのホテルで現地手配します。

満席になってはいやなので、マンダレーに着いて早々やるべきことは、明後日に使うバガンへのバスの予約です。

バス会社は、ネットで調べて「OK EXPLESS」という会社が安くていいということでしたので、決めていました。

フロントに、明後日出発のバガンまでのOKバスの手配を頼むと、勝手知ったる様子で、料金表を見せてくれます。

料金は1シートあたり10,000チャット。

事前情報では9,000チャットでしたが、値上がりしたか、ホテルでの手配手数料が上乗せされているかのどちらか。まあ、1,000チャット=85円ですので、細かいことは気にしないでいきます。

2歳の次女は私の膝上ということで、3席分で30,000チャット(2,600円)。

朝、ホテルまでピックアップの車が来てくれるそうで安心です。

バガンまでは5~6時間の予定です。

マンダレー→バガン間は160kmほどの距離。

それで1人850円は、安いですよね(^^)/。

さて、無事に明後日の長距離移動の手配ができて安心しました。

これから港へ行くのに、ここまで乗せて来てもらった「太った運転手さん」のタクシーが8時に迎えに来ますが、今はまだ7時20分。少し時間があります。

この時間を利用して、すぐ目の前にあるマンダレー駅へ散歩に出かけます。

マンダレー駅の裏側の風景

マンダレーはミャンマー第2の都市で、大都会です。しかしここは駅の裏側(東口)。

大都会らしからぬ風景が広がっています。

ちょっと待てよ、高い建物がほとんどないような気も・・・(^^;

道路には屋台が出ていたり露店があったり。野犬もうろうろしています。何とも田舎じみた感じです。

ホテルの前の道。向かって右側に、線路と駅があります。

線路の上を渡るこ線橋があり、これを上っていくとマンダレー駅や、駅の向こう側にも行けるようです。

車やバイクもここを通ります。

ちょっと待てよ・・・。ここを通れば、駅の表口からここまですぐだったんじゃないか・・・などと、朝のタクシーの遠回りについて詮索することはしません( ;∀;)。

朝は通れなかったかもしれないし、特別な車しか通れないのかもしれないし。

とりあえずこ線橋を上って、駅へ行きます。

線路をわたるこ線橋。ここを上っていくと、駅に出ます。

こ線橋を上っていくと、こ線橋と線路の間に、バラック小屋が立ち並んでいて、ここにたくさんの貧しい人が住んでいることがわかりました。

小さい子どももたくさんいます。

私たちが歩いていくと、「ハロ~~」と手を振ってくれました。

これがインドとかだと、「ハロ~」の代わりに「マネ~」と言われるんですよね(^^;。

ここではそんなこともなく。治安の悪さも感じません。

この記事冒頭で掲載した写真も、そんなバラック小屋に住む人たちです。

このような簡単な住居が立ち並んでいました。小さなスラム街ですね。

上に出ると、開けていて、大きな駐車場になっていました。

この下を線路が通っています。

マンダレー駅は、一丁前に「橋上駅」なんですね。

こ線橋で上に上ってきたところ。この下に線路が走っています。

駅のホームへ

ミャンマーの駅には、切符売り場はありますが改札口はなく、誰でも自由にホームに入ることができます。ホームへ下りる階段を見つけ、列車見物に行きます。

広いホームには、地べたに敷物をしいて座ったり寝そべったりして列車待ちをする人々の姿が。

ちょっとホームをうろうろしてみます。

階段を降りて行くと、こんな光景が広がっていました。
ホームに座ったり寝そべったりして列車待ちをする人々。

車両に乗ってみる

歩いていくと、「アッパークラス」と英語で書いてある車両を発見。1等車ですね。

長距離の特急列車なのでしょう。今は誰も乗っていません。

発車時刻までは随分あるようです。

ちょっと車内にお邪魔して、鉄道の旅の気分で写真撮影。

VIPバスは豪華なフカフカシートでしたが、列車のそれはイマイチという感じ。

でも、大きめのシートに、窓にカーテン。恐らくエアコンもついていると思われます(未確認)。

今度ミャンマーに来ることがあったら、絶対に列車に乗りたいと思っています。

年長組の長女がコンパクトデジカメで撮ってくれました。
車内からパパが撮影した映像。

列車とホームの間には50センチくらいの段差があり、日本のホームの高さとは違います。

結構ホームは低いです。子どもにはチトきつい。

駅の構内を15分位ウロウロして、そろそろ時間なのでホテルの前へと戻ります。

切符売り場。ここで列車の切符を買う自信はないなぁ(^^;

帰り道、こ線橋の上を歩いていると、ちょうど列車が走ってきました。しばし立ち止まって見物します。

ゆ~~くり、ゆ~~くり前進しています。

いいですね~~~。

ゆっくり走ってきます。
ん?貨物車のつぎに客車が・・・。しかもボロッボロ。何でもアリですね(^^;

【8:00】私たちがホテルに戻ると、玄関先にいました、「太った運転手さん」のタクシーが(^^)/

これからタクシーで、2.2km離れた、エーヤワディー川の川沿いにあるミングォンへ行く船の出る港へ向かいます。

港と言いますが、私たちの思い描いた港とは大きく違うものでした。

次回に続きます。

※神秘の国を行く!子連れミャンマ―旅行記の第1話はこちら(全て無料)