バンドンの人気レストラン「ブラガ・プルマイ」で大満足ディナーの後、激マズなケーキにひっくり返る(2018.8 子連れインドネシア旅 ♯33)

【写真】人気のレストランで、優雅にディナー。この後、恐怖のアレが・・・。

【これまでの旅程】
1日目:前日の午後8時に家を出発、成田からジャカルタ経由ジョグジャカルタへ。

2日目:ボロブドゥール郊外観光

3日目:世界遺産:ボロブドゥール遺跡観光

4日目:ジョグジャカルタ、世界遺産:プランバナン寺院観光。

5日目:ソロ観光

6日目:ジョグジャカルタから列車でバンドンへ。バンドン観光。

7日目(今日):朝5時起床。朝食後、チャータータクシーが突然の値上げ。キャンセルし、ホテルに手配してもらうも苦戦。

午前10時過ぎにようやく出発し、カワプティ観光。近くの人気カフェレストラン「ワルン・コピ・グヌン」で昼食、ワリニ温泉プールに向かいますが休館。かわりに、チマングの湯へ。

天然温泉と名物のいちごを楽しみ、バンドンの人気レストランに向かいます。

【19:00】チマングの湯からタクシーで走ること1時間40分、人気レストラン「ブラガ・プルマイ」に到着。チャーターしたタクシーとはここでお別れです。

80万ルピーお支払い。チップはないけれど、もともと高額な料金設定だったので許してね(^^;。 

この運転手さん、「本当にここで降ろして終わりでいいの?」みたいに聞いてきてくれて、やさしい、いい運転手さんでした。ノーチップでも、笑顔でバイバイ。

【インドネシア旅:7日目その4】

この看板が目印です。

料理は100点満点、優雅なおディナー

さ~~て、ここは有名なちょっと高級なレストラン。料理はかなり期待できます。

音楽は、生演奏。

さすがにお店の中が素敵です。道路に面した席はすでに満席。店の奥の席に通されます。

私たち、自慢ではないですが日本ではガストが私たちの中での最高級レストランです。インドネシアでなければ、こんな高級レストランには入れません。

メニューを見ると、ものすごい種類の料理が。もちろん英語・・・だけかと思いきや、日本語表記が!! うれしいじゃありませんか!!

注文したものはこちら。

パパ:特選ビーフステーキ(130,000ルピー/1,100円)・・・パパはお昼に続きステーキです。

私と子どもたち:ピザ ベジエ(野菜のピザ)(45,000ルピー/360円)

飲み物:ビール大瓶(40,000ルピー/320円)、ライチモクテル(ノンアルコールカクテル。ステーキについてきたサービスのドリンク)、イチゴのフレッシュジュース(30,500ルピー/250円)

とりあえず以上終わりっ。これで様子を見て、足りなければ追加で注文します。

また、ここはケーキの種類がたくさん。食事は少なめにしておき、一人1つずつ食後にケーキを食べる作戦です。

パパはもちろんビールで乾杯!
イチゴジュース、おいし(^^)/
ライチモクテル。これが大正解! とてもおいしいです。
今回は「アンカービール」を注文。ビンタンビールより安いビールです。味は、ビンタンよりさらにあっさりしていると言うか薄いと言うか・・・、ビンタンビールのほうがおいしいとパパは言っていました。
特選ステーキ。美味! 100点です!

ステーキは、やわらかいお肉にミディアムレアのちょうどいい焼き加減、ソースもおいしく、完璧です。日本で食べるステーキと変わらないおいしさ。

ついてきた「ライチモクテル」がまたおいしい。

トランス・スタジオ・バンドンで似たような飲み物を飲みましたが、あっちのは砂糖が入っていて甘ったるかったのに対して、こちらは砂糖が入っておらず、ライムのフレッシュな味をそのまま楽しめます。これは、長女も喜んで飲みました。

いちごのジュースはあっさりしていてGOOD。ジュースには、このくらいの甘さのほうがむしろすっきりしていていいかもしれません。

ピザだって本格派。おそらくちゃんと窯で焼いてあって、カリカリ、モチモチでした(^^)/。

このお店、ものすごくおいしいです。料理は100点満点です。激しくお勧めします(^^)/

デザートにケーキをいただきます。おほほほほ。

セレブたるもの、食後にはおケーキをいただかなくてはいけません。おほほほほ・・・ということで、ケーキを選びに行きます。

食事はステーキとピザしか頼んでいませんでしたが、やはり予想通りそれだけでお腹いっぱいに(^^; 

ちなみに、私たちは平均的日本人よりも小食のほうだと思います。

たくさんあって、結構迷います。

どれにしようかな~~。
私はあれ! チョコのスポンジケーキ!

結局、私は紅茶のスポンジケーキ、長女はチョコレートのスポンジケーキ、次女は「シルベーヌ」をそのまま大きくしたようなチョコレートケーキをセレクト。

ケーキ代は、1個18,000ルピー(150円)~21,000ルピー(170円)。

満面の笑顔で食べ始めます。

次女は「シルベーヌ」を大きくしたようなチョコレートケーキをセレクト。

異変発生

ん? 子どもたちの様子がおかしいです。

長女、次女ともに、1口食べて止まってしまいました。

2口目を食べて、「もういらない~~(^^;」といった様子。

そうなんです。

あまり、

いや、はっきり言いますね、

このケーキたち、おいしくないんです。

どのくらいおいしくないかと言うと、

一般庶民である私の子どもたちが食べられないほどにマズイんです。

私のケーキもおいしくありません。何というか、ヨーロッパでよくあるような甘過ぎるケーキともまた違い、甘くはないんですが、コクがないんです。スポンジにも、クリームにも。

油分が少なくてヘルシーなのかな・・・。とにかく、ヘルシーかもしれないけれど、おいしくはありません。

スポンジも、見た目は日本のケーキと一緒ですが、パサパサ。

次女の頼んだシルベーヌそっくりさんケーキも、シルベーヌをそのまんま大きくした味。あれはプチケーキだからスポンジが多少パサパサでも(失礼!)おいしく食べられますが、この大きさではパサパサ感が半端ない・・・。

子どもたちはケーキいらないとなったので、私とパパで食べます(^^;

パパも、「これは、どう表現すればいいのかわからない。うま味がない」とコメント。マズイ~と言いながらも、ビールを飲みながら完食。

これから行かれる方、このケーキ、日本では絶対に食べられないまずさです。

なので、

ぜひ食べてみてください(^^♪

ん? 1口目で止まってしまった長女

禁断の食べもの遊び

パパが、変なことを思いつきました。

何を思ったのか、子どもたちが少しずつ残したフレッシュジュースを混ぜ、棒でぐるぐるかきまぜ始めたのです。ライムの緑色とイチゴの朱色が交わり、何とも毒々しい色に(^^;

パパ:ジャンケンをして、負けた人がこの特製ジュースを飲むんだぞ~~~(^^)/

子どもたち:絶対やだ~~!

と言いながら、ノリノリでジャンケンを始めます。4人でジャンケンをして、負けたのは何と私。

意外とおいしいかも、と思って飲んでみたら、ゲロゲロ、おいしくない(^^; イチゴのガムみたいな味です。

そういうと、子どもたちは次々、「私も飲んでみる!」「次は私!」。

これ、罰ゲームみたいなものじゃなかったのかなぁ~。最後はパパが飲んで、無事完食しました(^^)/

心地よい空間で、十分楽しませていただきました(^^♪。

スマホをなくしたり、パパがけがしたりしたけど、今日も1日楽しかったです。そろそろホテルへ戻りますか。

【20:30】お会計を済ませて外へ。お会計の合計は、10%の税金とよくわからない割引などがありしめて320,210ルピー(2,600円)。ディナーとビールとケーキでこの価格(#^.^#)。もう、やめられません。

外では、数人のミュージシャンが楽器を演奏していました。

私たちはお店の奥にいましたが、お店のテラス席は外国人の紳士淑女の皆さんでいっぱい。とてもオシャレな大人の空間です。子連れなんて私たちくらいでした(^^;

ジャーンケーン、ポイッ!
外国人の紳士淑女の皆さんでいっぱいの店内。

外は雨。こんな日のタクシーには特に要注意・・・。お決まりのパターンで失敗。

お店で呼んでもらってもいいですが、混雑していますので、パパが自力で流しのタクシーを捕まえることに。

外に出ると、小雨がポツポツ。ここからホテルまでは1㎞ほど。折りたたみ傘は2つ持っているし、歩けない距離ではないけれど、途中で雨が強くなったりしてはいやなので、タクシーをつかまえることにします。

さすがうちのパパ、店の前のメイン通りは渋滞しているにもかかわらず、日本人離れしたオーバーリアクションと忍者のように素早い行動で、5分ほどで流しのタクシーをゲット。

道路を渡ったところの車線だったのでとりあえず道路に停車してもらい、そこに、私と子どもたちが雨の中駆けよって乗り込みます。

パパ:フォックスハリスホテル、OK?

タクシーのおじさん:OK!(ニヤリ・・・)

と言って走り出します。

この「ニヤリ・・・」の意味は・・・。

あっ、このタクシー、メーターを倒してる(メーター走行をしていない)!!!

しまった! 外国でタクシーに乗る時の基本中の基本、メーターを動かすのを確認してから乗り込むということを、雨で焦るばかりに失念してしまったのでした!

今は雨。悪天候の時は、タクシーはメーターによらず交渉制になることがある、という予備知識もありましたので、これだけで一概にこのタクシーが悪の権化かどうかはわかりません

恐る恐る、料金を聞いてみます。たった1㎞、普通なら外国人向け基本料金の20,000ルピーで余裕で行きます。

パパ:タクシー代はいくらですか?

タクシーのおじさん:50,000ルピーです(ニヤリ・・・)。

くっ! 通常の2.5倍の料金だっ( ;∀;) でも今は雨、事前に料金確認しなかった私たちが悪いです。通常の10倍でなければいいです。大人しく、言われるがまま払うことにします。

【20:45】雨で少し渋滞していたものの、10分ほどで無事ホテルに到着。

ホテルにて

パパの足のけがは、腫れてはいるもののまだ痛みはなく、靴も何とか履いて歩ける状態。今日は足を少し高くして、内出血がこれ以上広がらないようにして寝ます。

これから、みんなで順番にシャワーです。まずパパ、次に子どもたち、最後に私。

パパと子どもたちは、シャワーの後、カワプティで買ったイチゴを食べ始めました。子どもたち、デザートはほとんど食べていませんものね

おいしくなかったケーキの代わりに、いちごを食べよう!

私がシャワーを浴びている時に、これまた、わざわざここで3回改行するほどの、

衝撃の、

衝撃の、

本当に衝撃の展開

があったのです。

この旅行中最大のトラブルの、衝撃的な結末

私がシャワーからあがると、パパからびっくり仰天の報告がありました。

パパ:何と・・・、スマホがあった(^^;

私:え?

(ハリーさんの車の中にも)

(ジョグジャカルタのホテルにも)

(インドネシア国鉄の車両やバンドン駅にも)

(もちろん私やあなたのカバンの中にもどこにもなくて昨日と今日で合計6時間くらい費やして探したスマホが)

私:どこにあったの?

パパ:俺のかばんの中・・・。本当にごめん。がっくりきた。もう、自分がいやだ。

私:ともかく、あって良かったわね。スマホが出てきた旨、ハリーさんの会社とこのホテルのフロントには連絡しておく?

パパ:そうだね・・・。

聞けば、パパのカバンは内側が2つに仕切られていますが、その2つはさらに内部で2つに仕切られていて、そのことをすっかり忘れていた&何度も探したときにも気が付かなかった、ということのようです。

物をよくなくすパパ。「ないない!」と騒いだ時点で、確認の意味で、私もバッグを見せてもらうべきでした・・・。

何はともあれ、「スマホなくし」は、この旅行中最大のトラブル。解決して良かったです(^^;。

出てきたスマホで、早速ゲームを再開。パパがやっているゲームは、「城とドラゴン」と「宇宙戦艦ヤマト」というゲームです。

どちらも無課金で楽しんでます。面白いので、皆さんももし良かったら(^^;

3日ぶりに出てきたスマホで、ゲームを始めるパパと長女。

【23:00】子どもたち就寝

明日は、もうこの素晴らしいホテルともお別れです。チェックアウトの準備(荷物の整理)を進めます。

【24:00】私たち就寝

明日は、ホテルから徒歩で、バンドンの親子連れに多分人気の「交通公園」という所を訪れます。こちら、「地球の歩き方」はおろか、インターネットサイトを見ても日本語の情報は全くなし(2018年8月時点)。

ひょっとして、日本人来訪者は観光客では私たちが初かもしれません。

無くしていたスマホも出てきたことだし、次回は、この4つ星ホテルの充実の朝食を紹介します。

明日こそは、ノートラブルでいきたいものですが・・・、日本語の情報が全くない所に行こうとする私たちを、見逃してくれるはずはありません。トラブルの神様は、しっかりと微笑んでいたのです( ;∀;)

次回に続きます。

※トラブル連発!子連れインドネシア旅行記の第1話はこちら(全て無料)