【2023.5】世界遺産:コトル旧市街のレトロなホステルにチェックイン(小2&小6:子連れクロアチア+5か国周遊旅 ♯17)

夕方、コトル旧市街のホテル(ホステル)にチェックインしました(^^)/。

【これまでの旅程】
1日目:昨晩夜に東北地方を出発、シンガポール半日観光の後、空港の椅子で1泊。

2日目:朝5時半の飛行機でアテネへ。セルビア航空機を乗り継いで、ベオグラード経由モンテネグロのポドゴリツァ着。夜11時、ホテルにチェックイン。

3日目:6時起床。朝食後、ホテルにチャーターしてもらったタクシーで、オストログ修道院へ。山の上にある上院を見学した後、山の下にある通称「下院」を見学。修道女の方が記念品を持って来てくれました。

その後、ポドゴリツァ正教会を観光し、ホテルに戻ってスーツケースを引き取り、コトルに向かうためバスターミナルへ移動。午後1時25分のバスでポドゴリツァ出発、午後4時、定刻通りコトルバスターミナルに到着。徒歩でコトル旧市街の中にあるホテルへと向かいます。

【16:12】スーツケースをゴロゴロ押しながら、石畳の旧市街に突入。

ホテルはここからあと200mほど旧市街に入った所にあります。

ついに、やって来ました、旧市街まるごと世界遺産の街、コトルへ!

【2023.5 子連れクロアチア・モンテネグロ・スロベニア・イタリア・ギリシャ・シンガポール旅行:3日目その6】

ホテルの入口が見つからない・・・。

ここモンテネグロでは私たちのスマホ(ahamo)が使えないため、地図を紙に印刷して持ってきていました。

私たちが予約したホテル「オールド・タウン・ホステル」は、旧市街の門から入って200mほど行った所にあります。わかりやすい場所のはずなんですが、スーツケースを押して歩いてみても、そんな名前のホテルはどこにも見当たりません。

おっかしいなぁ・・・。このレストランは、地図のこのレストランだし・・・。

ホテル(ホステル)の入口、行けばすぐわかると思ってたなぁ(^^;

ホテルがどこか、見つけられません(^^;

【16:15】このまま石畳の旧市街を大きいスーツケース2つ転がして行ったり来たりは効率が悪すぎるので、私と子どもたちはここで待機し、パパが1人でホテル(ホステル)の入口を探しに行くことにしました。

う~ん、ない・・・。

おかしいなぁ・・・。

つい先日、予約したBooking.comを通じて、「予約していた3人部屋の給排水が故障したため、2人部屋とドミトリーに部屋を変更してくれませんか(そんな・・・。トホホ・・・)というメールをいただいていたくらいなので、営業はしているはずなんだけど・・。

よし、そこのレストランの従業員さんに聞いてみよう。

そう思った矢先、パパがある建物の壁に、小さな小さな看板を発見しました。

「Old town hostel」。

これだぁ~っ!

パパ:ママ、あったあった、こっちだよ~!

私:は~い!

パパが見つけた建物に入ります。

いやっ、これ、本当に小さい看板だわ・・・(^^;

旧市街へと進んでいきます。
目指すホテル(ホステル)はこの辺のはずなんですが・・・。

部屋は3階相当

さて、建物に入りましたが、中は無人。

あれっ? 

人は?

5分ほど待っていると、お兄さんが2人入って来ました。どこかに行っていたようです。

パパ:予約したアイス一家です。チェックインしたいのですが・・・。

お兄さんA:ちょっと待って! えっと。あったあった、アイス一家さんね?

パパ:はい。お部屋の給水管の工事、完了しましたか?

お兄さんA:いや、残念ながらまだ工事中だ。代わりに、あなたには2つの部屋を用意したよ。2人部屋と、4人部屋。好きな所に寝ていいから。

パパ:(2人部屋と4人部屋の2つとは、悪くなさそうだ!)わかりました。ありがとうございます!

お兄さんA:この人が案内するから、ついて行ってくれ!

パパ:わかりました。

どうやら、部屋はまた別の建物で、そこまでは「お兄さんB」のほうが案内してくれるみたいです。

いったん外に出て、外の石の階段を上ります。

えっ、石の階段を上るの?(^^;

階段ごとき、普段は何でもないのですが、大きなスーツケース2つを持った今はなかなか辛いのです。

しかも、階段を10段上った先の入口から、さらに2階に上がった所が、私たちの部屋でした。

ここまで、スーツケースを1つ、「お兄さんB」がせっせと運んでくれました。

その後を追って、パパが何とかスーツケースを上げていきます。パパは筋力がある方ではないので・・・(^^;

グランドレベルから見たら、部屋は3階の位置にありました。この大きなスーツケースを階段で3階まで上げるの、なかなか大変でした。

何とか部屋にたどり着き、スーツケースを部屋に入れて一息。ここまでスーツケースを運んでくれたお兄さんBには、1ユーロだけチップを渡しました。

中世の建物を利用したホテル。小さい階段があちこちに。

やはり微妙な「2人部屋」

【16:30】私たちにあてがわれた「2人部屋」と「4人部屋」ですが、2人部屋のほうはシャワー付きのいいお部屋でしたが、「4人部屋」のほうは風呂別のドミトリーの部屋。2段ベッドが2台置いてある、というだけの部屋でした。

本来はそこに4人まで入れるのですが、今日他のベッドは空いてるから、その部屋を全部使っていいよ、ということなのです。でも、2段ベッドしかない部屋なので・・・。

やっぱり、「2人部屋」にもう1つシングルベッドがついた「3人部屋」で、家族4人一緒に泊まりたかったです(^^;

※元々は、3人部屋×1、ドミトリーのベッド×1で予約し、実際に泊まる時は3人部屋に4人で寝よう、という作戦でした。それが、3人部屋の給排水設備故障のため、2人部屋×1とドミトリー×2に変わってしまった、ということなのでした。

2人部屋に私と子どもたち2人(合計3人)が寝て、パパが1人でドミトリーの方に寝るしかないですね(^^;。

とにかく、ホテルに着きました(^^)/。

「2人部屋」のダブルベッド。いい感じです。あぁ、もう1つシングルベッドがあれば・・・。

ホテルはいい感じなのです

予約した3人部屋の設備故障のせいで不利益を受けている私たちですが、ホテルそのものは中世の建物を活用した、とても趣のあるホテル。

2人部屋もとても雰囲気がいいです。

共用スペースにかわいらしいバルコニーがあり、コトル旧市街の細い通りを眼下に見下ろすことができました。

かっこいい~~(^^)/

壁にも、至る所にレトロな絵や飾りがあって、中世の雰囲気そのもの。

お部屋の故障さえなければ、文句のないホテルでした(^^;。

その後、部屋で30分ほど、荷ほどきなど。

少しお腹が空きました(今日はお昼ご飯を食べていなかった)ので、夕飯前ですが、みんなで日本から持って来たカロリーメイトで腹ごしらえをしました。

お部屋の前の共用スペース。素敵な空間です。
絵になるベランダにて。
階段もかわいらしいです。これから外に出ます。

コトルでのプラン

私たちは、本日、コトルに一泊します。

宿泊するのですが、明日朝10時発のバスで、隣国クロアチアの世界遺産の街:ドゥブロヴニクに向かいます。

なので、遅くとも明日の朝9時半には、スーツケースを押してホテルを出発しなくてはならないのです。

夕方着いて、翌日の朝9時半発って・・・。

ホテルで寝るだけでしょ。

私たちだって、どれだけここでもう1泊したかったことか。

けれど、飛行機の関係で決まった日程の中、モンテネグロからベネチアまで陸路で移動していく行程を組み立てるうえで、どうしてもどこかで「2日」、観光を諦めざるを得ませんでした。

熟慮の結果、2日のうち1日を、ここコトル(モンテネグロ)に。もう1日は、ザグレブ(クロアチア)にすることにしました。

繰り返しになりますが、

現在、午後5時。

明日の9時半にはホテル出発

観光、する時間ないですよねマトモに考えれば。

ところがどっこい。これから明日の9時半までの間で、私たちは一生の思い出に残る濃密な時間を過ごすことになります。

今回の旅行で6か国9都市回ったうち、私たちの印象に最も残った街が、わずか数時間の滞在だった、このコトルでした。

コトル、全てが良かったんですよ・・・。

【17:00】ホテルを出発。

コトル旧市街のお散歩に出発です。
テキトーに歩いてみるつもりです。

次回、別記事を1回挟み、夕方5時からコトル旧市街を散歩する次回に続きます。

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