【2023年2月】シンガポール&オーストラリア旅行の空港検疫&街のマスク情報(小1&小5:子連れオーストラリア旅 ♯1)

2023年5月16日

2023年2月下旬のマーライオンパーク。マスクをしている人を探すのは大変です。

【2023.2 子連れオーストラリア旅行:番外編その1】

3年半ぶりの海外旅行で、シンガポール&オーストラリアに行ってきました

子連れシンガポール・マレーシア旅行記の途中ですが、先月、3年半ぶりの海外旅行でコロナ禍後のシンガポールとオーストラリアに行ってきましたので、出入国の実際と街中の様子などについて速報したいと思います。

長かったです。前回のチェコ・ドイツ旅行から、3年半・・・。

日本入国の際の水際対策が緩和されてから、再び日本人の海外旅行が始まっていますが、熱が37度5分以上だと飛行機に乗れないとか、入国時にワクチン接種証明が必要だとか、ホテルチェックイン時に専用アプリのインストールと登録が必要だとか・・・・。

もし、自分が見落としている項目があって、万一予約しているホテルに泊まれなかったとか、子どもが急に熱を出したら入国拒否されるのかとか・・・(子どもって、急に熱を出すことがあります。例えば、飛行機に乗る時は何でもなくとも、飛行機の中で急に熱を出すとか)。

不安しかない!!

旅行の模様については、現在連載中の旅行記が完結後、このブログにて紹介していきたいと思っています。いやはや、精一杯計画を立てて臨むのですが、今回もトラブルの連続でほとほと参りました・・・(^^;

シンガポール・空港ターミナルに隣接して新しくできた「ジュエル」内のカフェにて。マスクをしている人もたまにいます。

成田空港出国時の体温測定、接種証明

まず、飛行機に乗る際の手続きの実際について。

私たちが今回利用したのは、スクート航空。シンガポールのLCCです。

スクート航空では、チェックイン時、体温測定、ワクチン接種証明の提示、ともに必要ありませんでした

また、成田空港での出国手続き、荷物検査の過程でも、体温測定はされませんでした(サーモグラフィーによる体温測定もしていなかったと思います)。

私たちが搭乗する時、長女の熱が37度3分で、無事に乗れるかどうかものすごくビビってたんですよね・・・。

37度5分以下なので大丈夫なはずではあったんですが、熱なんて測る体温計によって2~3分くらいは違ってもおかしくないですし、今は微熱でも、乗る直前になって急に38度以上に上がる可能性だってあります。

また、飛行機の中で突然熱が上がってシンガポールに入国できなくなるとか・・・。

成田空港では、明らかに高熱がありそうな人については声をかけて検査等するのかもしれませんが、基本的に、体温を測って37.5度以下かどうかの検査をしているということはありませんでした。

シンガポールのMRT。列車内では、半分くらいの人がマスクをしていました。

シンガポールの入国時検疫と接種証明(2023年2月現在)

最初にシンガポールに入国したんですが、シンガポール入国時の検疫について。

シンガポールでは、入国時にワクチン接種証明(2回以上)が必要とされています。私は市役所で海外用のワクチン接種証明書を発行してもらい、旅行中はパスポートと一緒に常に携帯していました。

シンガポールの入国時、ワクチン接種証明の確認、および体温測定はありませんでした

コロナ禍前の入国手続きと全く一緒です。

※ただし、対面式でなく、機械に自分でパスポートを読み込ませたり顔写真を撮らせたり指紋を採らせたりするセルフ式になっています。身長が小さい子ども連れは入国審査の機械が対応できないので、係官のいる窓口に誘導されます。私たちは次女の身長が110cmくらいしかないので、パパと長女は機械式で、私と次女は窓口対応になりました。

シンガポールに入国する場合は、電子入国カードの事前WED提出を

シンガポール入国時の「入国カード」、これまでは普通に紙に書くやり方でしたが、現在はWEBで提出する方法に変更になっています。

電子入国カード(兼健康申告書)「SG Arrival Card (SGAC) with Electronic Health Declaration」というものです。

これが、慣れない英語での入力なうえに、宿泊ホテルの情報など質問事項もたあくさんあり、かなり時間がかかります。初めての人だと、30分くらいかかる場合もあると思います。家族4人分入れるとなると、1時間は覚悟しないといけません。

これを、到着前にやっておかないと、チャンギ国際空港のイミグレーションの前でやることになります。

考えてみてください。イミグレーションを目の前にして、スマホの画面や専用入力端末と1時間格闘する自分の姿を・・・。

そして、悪戦苦闘するうちにツアー客がドヤドヤとやってきて、あっと言う間に長蛇の列とか・・・。

到着3日前から提出できます。必ず、シンガポール行きの便に乗る前にスマホで提出を済ませてしまいましょう。

私たちはこの電子入国カードについて全く知らないままシンガポールに到着してしまい、イミグレーションの前で、仕組みの理解に15分、入力作業に空港係員によるヘルプありで30分以上、合計1時間近くかかりました。

もしチャンギ国際空港のイミグレーションの前であわてて入力する場合は、ヘルプしてくれる係員がいますので、迷わず頼った方がいいです。

シンガポールのチャンギ国際空港イミグレーション前での入力作業。これが時間かかります・・・(^^;

シンガポール:ホテルでの接種証明や街中でのマスクの様子

シンガポールのホテルのチェックイン時、接種証明の確認や体温測定はありませんでした。

街中でマスクをしている人はほとんどいませんでした(一割程度はマスクをしている人がいました)。お店の中でも同じです(マスクをしている人はほとんどいない)。

MRTの車内ではマスク着用率が上がり、半分くらいの人がマスクをしていたと思います。

飲食店の注文は、お店の人が注文を取りに来てくれる方式ではなく、

・店の外に置いてある注文パネルで注文と支払いを終えてからレシートを店内に持って行くスタイルのお店(例:マーライオン前にあるモスバーガー)

や、

・席に着いてから専用アプリをダウンロードしてアプリ経由で注文を行うスタイルのお店(例:ジュエル地下2階の「海南物語(チキンライスの有名店)」)

などに変更しているお店があり、飲食店に行くたびに「ここの注文方法はどうなんだ・・・」と、周りのお客さんの様子を観察しながら理解していきました。

注文方法について、英語での解説表示があることもあるんですが、日本語で店外に示してくれているような親切なお店は見当たりませんでした(シンガポールと言えど、まだ日本人はあまりいませんし)。

日本でよくあるような、お店や施設の入場の際に体温を測定されることは、私たちが行った範囲では一度もありませんでした。

モスバーガーは、店の外で注文&支払いを済ませてから、レシートを持って店内に入ります。

オーストラリアの入国時検疫(2023年2月現在)

私たちは、シンガポールの次に、パースとケアンズを訪れ、日本に帰って来ました。

オーストラリアの入国手続きは、パースで行いました。

オーストラリアは、南オーストラリア州以外は特にコロナ関係の入国規制はありません(2023.2月現在。ちなみにパースは「西オーストラリア州」)ので、入国手続きの際にワクチン接種証明は不要です。

その言葉通り、ワクチン接種証明の確認はありませんし、体温測定もありませんでした。

パース駅で。マスクをしている人はごくまれです。

オーストラリア:ホテルでの接種証明や専用アプリのチェック

私たちが宿泊したホテルでは、宿泊時の条件として、ワクチンの接種証明の提示と、専用アプリ(「SafeWA」という、西オーストラリア州の、追跡アプリ)のダウンロードを求めていました。

もちろん、このアプリについて調べて、日本でダウンロードして行きましたよ・・・。

しかし、結局、ホテルチェックイン時にワクチン接種証明や追跡アプリのダウンロードを確認されたことはありませんでした。もちろん体温測定もありません。

つまり、コロナ禍前と全く一緒の、普通のチェックイン手続きのみでした。

朝のパースの街並み。マスクをしている人は・・・1人もいませんね。

オーストラリア:街中でのマスクの様子(パース&ケアンズ)

私たちが行ったのはパースとケアンズだけですが・・・、少なくともこの2都市では、

マスクをつけて歩いている人はほとんどいませんでした(着用率1割以下)。

お店の中、バスの中、ホテルの中、列車の中からロープウェーに至るまで、どこでも、マスクをしている人なんてほとんどいませんでした。

たまに、「あ、あの人マスクしてるな」と見つけるくらい。付けている人はなぜかだいたい黒人か、東洋系の人でした。白人でマスクしている人は恐らく1人も見かけなかったと思います。

恐らく、病院の中では皆さんしてるんじゃないでしょうか。コロナ禍前と同じで。

ヨークの街のカフェにて。マスクは・・・誰もしてません。

オーストラリアの国内線の様子

パースからケアンズまで、オーストラリアの国内線を利用しました(ジェットスター航空)。

私、びっくりしたんですよ。

だって、ほとんど誰もマスクしてないんですもん(マスク着用率1割以下)・・・。

私は、飛行機の中ってマスク着用が義務付けられているのだと勘違いしていました。

航空会社によって違うんですね。

ジェットスター航空は義務付けなし。なので、オーストラリア人は誰もマスクしていませんでした。客室乗務員の皆さんもノーマスクでお仕事。

私たちも、マスクはしませんでした。

※マスクしないで咳をしている乗客がいて、それはどうかと思いましたが(^^;

オーストラリア国内線では、客室乗務員の方もマスクをしていませんでした。

国際線の様子

一方、国際線はどうか。

あくまで航空会社の求めによるはずなんですが、強弱あるようです。

私たちの経験に基づくと、

成田⇒シンガポール行き(スクート航空、マスク義務付けあり)・・・マスク着用率100%

シンガポール⇒パース行き(スクート航空、マスク義務付けありだと思うんですが)・・・マスク着用率50%→10%

パース行きの飛行機は、搭乗する時は半数ほどの人がマスクをしていましたが、機内食で食事をするときに外してそのまんまの人が多く、結局ほとんど皆マスクしていませんでしたし、客室乗務員がそれを特に注意することもなかったです(客室乗務員の皆さんはマスクをしていました。)。

マスクしていない人に対してマスクを配ることもありませんでした。

私たちもアホらしくなって途中でマスクを外しました。

一方、

ケアンズ⇒成田(ジェットスター航空、マスク義務付けなし)・・・マスク着用率30%

日本人の半分はマスクをし、外国人は皆マスクをつけていない、そんな感じに見えました。

また、この日本行きの便については、チェックイン時にワクチン接種証明の提示を求められました。接種証明を求められたのはこの旅行中初めてだったので、初めは英語で何を言われているのかわかりませんでした(^^;

ケアンズ国際空港の出発ターミナル内。ここでマスクをしている人はほとんどいないですが、機内では3割ほどの人がマスクをしていました。

日本帰国時の検疫

【2023年5月16日追記】
日本帰国時も楽になりました。特定の国以外からの入国であれば、ワクチン接種証明不要、「Visit Japan Web」の入力不要。税関申告書も紙提出OK。入国前に検疫でサーモグラフィーにより体温を測られます。ほぼ、コロナ禍前の状態に戻りました。

<以下、過去記事を残しています↓>

日本帰国は大変面倒になりました。

Visit Japan Webのアカウントを事前に作成し、検疫手続きを事前に済ませておく(ファスト・トラック)と格段に速いです。

日本到着後、Visit Japan Webのアカウント作成を盛んに勧められますが、これを無視していたら、結局、専用ウェブサイトで自分のスマホで家族4人分の入力作業をする必要があり、非常に面倒でした。

素直に、言われるがまま、ファスト・トラックをしたほうがいいです。

専用ウェブサイトで自分のスマホで家族4人分の入力作業をする際もヘルプの係員の人がたくさん配置されていて、親切に教えてくれますが、時間も30分以上かかりました。

スマホ持ってません、って言えば、紙でできるのかな・・・。

ワクチン接種証明のチェックもあります。

シンガポールの入国とオーストラリアの入国(=コロナ禍前と全く同じに戻っている)と比べるとまるで面倒になっているのでびっくりしました。

こんなことしてる国、他にあるのかな・・・。あ、中国と韓国もきっとそうか・・・。

ちなみに税関の申告も、スマホでの事前入力を勧められますが、皆さん非常に手こずっていたので、そちらはこれまで通り紙でも受け付けてもらえるとのことだったので紙で提出しました。

紙の方が100倍楽です。

ってな感じで、日本への入国が一番大変でした。

ケアンズの「キュランダ・コアラ・ガーデンズ」にて、長女が、コアラを抱っこしての写真撮影に挑戦しました。お店の店員さんや動物園の従業員さんたちも、マスクはしていませんでした。
ケアンズのエスプラネード・ラグーンにて。マスクは・・・何だそれって感じです。

次回は、シンガポール・マレーシア旅の続きに戻ります。

クアラルンプール駅から、猛暑の中、幼児を2人連れて徒歩観光に出発した所です。

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