夜のシュエダゴォン・パヤーは「別世界」(2歳&6歳:子連れミャンマー旅 ♯7)

午後8時15分頃のシュエダゴォン・パヤー。大勢の参拝客でにぎわっています。

【これまでの旅程】
出国前日:1週間39度前後の発熱が続いた次女の熱が出発日の朝下がり、夜9時に家出発。車中泊。

1日目:朝6時起床、トラブルもあって離陸90分前の午前9時30分に何とか成田空港到着。11時、成田からヤンゴンへ向かって離陸。午後4時30分、ヤンゴン着。タクシーでホテルへ。

具合の悪い私をホテルに残し、パパと長女の2人で、ヤンゴンの街のレストランで夕食を摂りました。

【2018.2 子連れミャンマ―旅行:1日目その3】

【19:50】レストラン「Pan Swel Cafe&Restrant」を後にし、パパと長女の2人で、道路を挟んで向かいにあるシュエダゴォン・パヤー(パゴタ)に向かいます。

午後7時から8時まで、隣接する市民公園で、土・日に噴水ショーが行われるとガイドブックにありましたが、市民公園を道路から覗いてみるも「噴水ショー」の雰囲気は微塵も感じられなかったので、暗くて広い公園の中に入っていくのはやめました。

道路から眺めた限りでは、数組の男女の若いカップルが暗い公園を肩を組んでいちゃいちゃしながら散歩しているのが見えたそうです。

もし入っていけば、さらに進んだカップルも発見しそうで、保育園児の教育上、問題がある可能性もありました(^^;。

西参道から、夜のシュエダゴォン・パヤー(パゴダ)へ

【20:00】すぐに入口を発見。私たちは「西参道の入口」から入りました。

道路からまず目に入ってくるのが、参道の入口の両側に立つ、狛犬みたいな「チンテー(獅子の像)」。

これの巨大なことと言ったら!下の写真では伝わりません。

車の高さの10倍くらいあります。

入口の像でこのスケールですから、これはとんでもない所に来ているのでは・・・との予感。

とにかく親子で圧倒されました。

ミャンマーって、こんなすごいんだ・・・。

発展途上国だと思って侮っているふしがありましたが、独自の素晴らしい文化があることを、すぐに感じました。

ここでいいのかな・・・と、親子2人で手をつないで若干恐る恐る入っていきます。

入口で靴を脱いで、持参したビニール袋に入れてパパのリュックに。

パヤー(パゴダ)は神聖な場所なので、全てのパヤーで裸足にならなくてはいけません。

わぁ、廊下が大きい! ちょっと予想していなかった、豪華で、ヨーロッパの建物みたいな広い廊下を進んでいきます。

奥に見えるのが「西参道の入口」です。両側に巨大な狛犬みたいな像「チンテー」が立っています。
西の参道です。
大きな円柱の柱。
ミャンマー語の注意書きが面白いです(^^)/

進んでいくと、長い階段・・・でなくて、長いエレベーターが登場! お寺ですので、少し違和感が(^^;

長~いエレベーターを上がっていくと、セキュリティチェックが。荷物を厳重にチェックされます。

そしてさらに進み、エスカレーターで上ると、ようやく入場料を払う関所が。

外国人料金は5歳以上(だったと思う)、1人10,000チャット(2018年2月の価格。「地球の歩き方2017~2018」では8,000チャットとの記載。値上がりしたんですね。)支払います。

聞くと、パスポートは不要とのこと。この時長女は6歳でしたので、2人分で20,000チャットのお支払い。ちなみに、ミャンマー人は入場無料です(^^;。

丸い大きなシールをもらえるので、それを服に貼って入ります。

長いエスカレーターが登場!
右に見えるのが、外国人が料金を払う関所です。進んで行くと、声をかけられます。

そして、別世界へ

ここまで結構な距離を歩き、結構なエスカレーターを何回か使ってきた私たち。

その中央の空間は、まさにミャンマーならではの、別世界でした。

【20:15】広い境内に、たくさんの人が座り、お祈りしています。

観光スポットとは違う空気が流れています。

私たちは観光客ですが、ここはミャンマーの人たちが真剣にお祈りする場。

異国の文化そのものです。

スケールにびっくりすると同時に、人々の姿全体で作られる神聖な雰囲気が漂っています。

多くのミャンマー人が、カップルも、親子連れも、みんなひっくるめてここにいます。日本には、こんなところ、ありませんよね。

誕生した曜日によって、お祈りする「動物の像」があるようです。

黄金の塔の周囲を、サッと一回りしてみます。

昼間は暑かったと思われますが、夜は涼しくてゆっくりできます。石畳の床を裸足で歩き、冷たくて気持ちがいいです(^^)/。

たまに響く鐘の音、遠くに聞こえるミャンマー語のお経の声が、神聖な雰囲気を倍加させています。

年長組の長女も「ここは遊ぶ場所じゃない」ということを察し、大人しく見学しています。

圧倒的なスケールです!
たくさんの参拝客。ほとんどがミャンマー人かと思われます。
たくさんの人がろうそくに火をともし、お祈りしています。
礼拝所の一つ。
たくさんの仏像があるお部屋みたいなところで。

パパはもっとゆっくり見学していきたかったようですが、30分位境内を散策したくらいで、長女が「ホテルに帰りたい~」と言い出しました。

やはりまだ保育園児、ママがいない中では無理はできません。

ここシュエダゴォンには、明日の夕方にまた来る予定にしていますので、無理はしないで早めにホテルに戻ることにします。

【21:00】ホテルに帰着。「ちょっとした夜の散歩」でしたが、ミャンマー1日目の父子としては、大冒険の夜でした。

西参道の帰路。左側に長いエレベーターがあります。
これからパヤーに入っていく人たちもたくさんいます。
パパと2人で夜のミャンマー散歩、楽しかったね!

パパと長女が歩いたルート

パパと長女が歩いたルートを紹介します。

歩いた距離は、片道600m、往復で1.2kmほど。

子ども1人なので、いざというときはパパがおんぶするプランで、ベビーカーは持って行きませんでした。

保育園児との徒歩観光はこのくらいで収めておくのが無難だと思います。

泡風呂にしようと・・・

部屋に戻ると、次女はぐっすり。私は寝せてもらって、いくぶん回復してきました。

パパから夜のシュエダゴォンの様子を聞いて、明日行くのが楽しみになりました。

そのためにも、寝て回復しなくてはなりません。シャワーは明日の朝にして、再び眠りにつきました。

パパと長女はしばらく部屋で遊んだ後、シャワーを浴びることに。バスタブに、「泡が出るやつ」があったので、欧米人みたいな泡ぶろをしようと準備! よし、入るぞ!としたところで・・・

「冷たい~~( ;∀;)」

なんと、お湯を出したはずがすぐに水になり、「水の泡風呂」になっていたようです(^^; 

しかも、パパは「BATH FORM」とあったのを「これは、泡ブクブクになるやつだ!」と思ってバスタブに入れましたが、どうも普通のボディソープだったらしく、ちっとも泡立っていませんでした。

それでも長女は面白がって入ろうとしましたが、やはり冷たくて入れず(^^; 

水(常夏のミャンマーなので、水がそこまで冷たくはない)で足だけ洗って就寝。

フロントに連絡しようかとも思いましたが、この時夜の10時30分。

明日の朝にはお湯が出るようになっているかもしれないし、もう遅いのでホテルに言うのはやめました。

長女が、日本から持ってきたお菓子をベッドに広げ始めます。パパと長女の団欒のひとときですね。
水の泡風呂、入ろうかどうしようかな・・・(^^; 入ってみよう!
「BATH FORM」。泡ブクブクになるかと思いきや、普通のボディソープだったようです。

やはりミャンマーはまだまだってことなのでしょうかね(^^;

明日、このシャワーと、今度は私が格闘します。

【23:00】長女就寝。

【23:30】パパ就寝。

また、明日は、持ってきた日本円9万円を両替商でミャンマーのお札2,100枚に変換する大仕事をする日です。

果たして、2,100枚のお札は、パパのリュックに入るのか

2,133枚のお札をもらい、警戒MAXの次回に続きます。

※神秘の国を行く!子連れミャンマ―旅行記の第1話はこちら(全て無料)